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競馬コラム

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2015年01月31日(土)更新

エイシンブルズアイ、敵はライバルの斤量だけ

高松宮記念へ繋がるレースとして重要なシルクロードS。トレセンでは1番人気が予想されるエイシンブルズアイの評価が高い。

「1200m戦をメインにしたときは、適性が合うのか疑問だった。実際レースに乗れずに苦労していたからね。でもよそ見をせず1200mに拘ったことが良かったか、最近はペースにも慣れ、前走は2番手からの抜け出し。厩舎も、正攻法で競馬ができるようになったのは大きいと、ここへ来ての成長を感じていた」(関西専門紙記者)

毎日杯の内容から、もともと重賞勝ちは時間の問題と言われていた素質馬だが、ついにその時が来たのか。ただ、こんな不安も。

「陣営は、ハンデの56キロが他の有力馬と比べて見込まれたかなって言っていたね。これってアンバルブライベンを指しているんだけど」

そのアンバルブライベンは福島民友C、京阪杯と2連勝、淀短距離Sは2着と近走は全て上位に来ており、今回も有力候補の一頭。ただ、ここ2走は断然逃げ馬有利の展開で、恵まれたという評価があるのも事実だ。

「ただ斤量を見てよ。京阪杯は54キロで勝ったが、淀短距離Sは57キロ。牝馬でこの斤量はきついと、前走は危ないと見た人も多かった。それでも2着に来たのだから、力をつけている。その前走57キロから、今回は55・5キロ。淀短距離Sを勝ったエイシンブルズアイは55キロだったが、今回は56キロ。斤量の逆転で、アンバルブライベン優勢という見方があるのも事実だよ」

勢いからエイシンブルズアイのほうが優勢に見えるが、この斤量差がどこまで結果に影響するのか、悩ましいところである。

他の馬も見ておこう。勝負っ気では、やはりセイコーライコウ。調教師が定年で2月いっぱいの鈴木康厩舎は、先週の京都牝馬Sをゴールデンナンバーで惜しくも2着。セイコーライコウで、今度こその気持ちは強い。

サドンストームは、展開が向けば上位に来れる脚力を持っているが、「今の京都は内から差せる馬は大丈夫だが、外から差すのは厳しい。この馬は馬群に突っ込めないから、どうしても大外強襲の形になる。これではきつい」(関西TM)と、良くて2、3着というイメージ。

一昨年の小倉2歳Sでワンツーしたホウライアキコ、ベルカントは1200m戦でいい感じ。ホウライアキコの場合、マイルから1200mへの距離短縮もいいが、路線変更で相手が楽になったのも大きい。「前走の1400mより、1200mの今回のほうがいい」と陣営が話すベルカント同様、マークが必要だ。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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