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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2013年08月31日(土)更新

感心された関東からの遠征馬

「よく連れていったなぁ」


出馬表を見て感心したのは栗東の某調教助手。感心されたのは土曜小倉メイン・北九州短距離Sに出走する関東馬サイレントソニック(国枝厩舎)である。


 

まず東西の輸送事情について説明したい。栗東から関東開催の新潟競馬場への輸送は小倉競馬場へ輸送するの変わらないものの、美浦から小倉競馬場までは輸送だけで丸1日かかる。そのため夏の小倉開催に出走する関東馬といえば、九州産馬限定戦に出走する馬か九州在住の馬主の所有馬が小倉に滞在しながら使われるケースがほとんど。


稀に栗東に滞在しながら小倉に輸送する関東馬もいるが、同馬は美浦からの輸送である。3週前の新潟日報賞を除外になったため、今回準オープン芝短距離戦を求めてわざわざ小倉まで遠征してきたのだ。


「重賞に使うとかならまだわかるけど、準オープンやろ? 1回権利持ちやから大丈夫やろうけど、除外の可能性だってあるわけやで。それで美浦から連れて行くんやから大したもんやで」


 

もっとも夏の小倉で1戦だけのために輸送されて使われた関東馬の成績というのは芳しくない。だが今年は同じようなパターンで使われたダノンゴールド(藤沢和厩舎)がKBC杯を勝ち、マイネルラクリマ(上原厩舎)が小倉記念で3着に入っており、流れが変わりつつある。台風の接近は心配だが、前走に続き武豊騎手を確保した同馬に注目してみたい。


(美浦ライター:高木)



 

栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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