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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2015年06月14日(日)更新

マーメイドSは二桁人気を侮るな

週末の天気が微妙だったが、どうにか持ちそうな雰囲気のマーメイドS。雨が気になっていた馬には朗報だ。

「人気勢では、リラヴァティは雨を嫌っていたクチ。阪神はコース実績もあるし、内回りは脚質からも合う。逃げなくても競馬ができるし、安定感があるから良馬場なら大負けは無いだろう。

同じことはバウンスシャッセにも言える。札幌2歳S、紫苑S、愛知杯と重馬場では完敗しており、良馬場希望の馬。ハンデの56キロは不利だが、合わないマイル戦から中距離戦になり、チャンスは大きい」(雑誌記者)

他ではウインプリメーラも、良馬場のほうがいいタイプ。雨さえ降らなければ、これら人気馬で堅く収まってしまうのか。

ただマーメイドSは、ここ7年で二桁人気の穴馬が6回馬券圏内に入ってきているレース。特に7年前は、1着が12番人気、2着が10番人気で3連単は193万の大波乱。馬場に関係なく波乱傾向が強いのだ。牝馬限定戦のうえに、ハンデ戦と荒れる要素が満載なのだから、今年も狙うは穴馬か。では、どの馬が候補になるのか。

「二桁人気で穴を開けた馬の前走を見ると、都大路Sや目黒記念、新潟大賞典と、牡馬のオープン相手に戦ってきた馬が多い。今年当て嵌まるのはアドマイヤギャランだ。この馬は前走の都大路Sで13着惨敗。ただ休養明けだったので重く考える必要はない。昨年の夏には2連勝し、オールカマー、カシオペアSも勝ち馬から差のない競馬をしている。叩いて良くなっているし、この相手なら勝ち負けできる力はある」(関西記者)

別の関西記者は、メイショウスザンナを挙げる。

「対牡馬戦を叩いてきたのはモンゴル大統領賞組も同じ。こちらはパワースポットとメイショウスザンナだが、内回りを考慮するとパワースポットは厳しいかな。不器用だし、福島牝馬Sで1番人気になったように結構買われる馬だから、馬券的妙味は薄い。

それならメイショウスザンナのほうだ。牡馬相手には大敗しているが、牝馬限定戦ならターコイズS3着、福島牝馬S3着と好走しているレースもある。特に福島牝馬Sは13番人気と人気になりにくいのおいしいところ。うまく内を衝ける器用さがあるから、小回りもプラスだ」

今挙げた2頭は、前走牡馬混合戦から臨戦の穴タイプ。今度は馬場が重くなったら面白い馬を探してみたい。いくら週末がもちそうとはいえ、そこは天気予報。我々の馬券のように?外れることもある。そこで覚えておきたいのがシャトーブランシュだ。

「一昨年のローズSで9番人気ながらデニムアンドルビーの2着に好走したが、そのときが重馬場。ローズSの前にも不良馬場で勝っているように、重い馬場は得意だよ。昨年の愛知杯も1600万の身で挑戦し、重馬場で4着と崩れなかった。マーメイドSは、その愛知杯より確実に相手が落ちているので、一雨来たら狙いだよ」(専門誌記者)

波乱だらけのマーメイドSで堅い馬券を買うなんてばかばかしい。ここは一攫千金を狙って、人気薄の馬をお奨めしたい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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