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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2013年09月27日(金)更新

注目度大の阪神芝1800mの新馬戦

来週から東京、京都開催が始まる。例年、この開催からクラシック候補が多数登場している。昨年もキズナ、エピファネイアが10月の京都開催でデビューをしており、今年も期待の評判馬がスタンバイしている。


そうなると今週の阪神最終週は空き巣状態になりそうだが、どうも雰囲気が違う。


「今週の阪神芝1800mの新馬戦は絶対見ておいたほうがいいよ」


とは関西の専門紙記者。いったいどんな馬が出てくるというのか。


「まずはドラゴンストリートだよ。父がディープインパクト、母がフィラストリートで、半姉にローズS勝ちのブロードストリートがいる。同馬をはじめ上には11頭がいるが、ほとんどの馬が勝ちあがっており、いわゆるクズの出ない血統。しかもブロードストリートに、青葉賞3着のフィニステールと、藤原英厩舎に入った馬は、特に活躍している。ドラゴンストリートも藤原英厩舎だから、期待は高いね。

調教も動いており、2週前は馬ナリのため全体時計は遅いが、上がり12秒で古馬オープンのセイルラージに先着。先週は早めをやったが、切れ味を見せ、古馬のショウリュウバイオに先着と順調に来ている。あまりクラシックを意識した発言をしない藤原英厩舎だけど、この馬には対しては別みたい。これは楽しみだね」


この一頭だけでも注目なのだが、このレースは他にも評判馬が出てくる。


「サトノアラジン、アトム、プリンスダムと将来性の高い馬がこれだけ勝ちあがっている池江厩舎だが、まだまだいる。その候補が、ここに出走予定のトゥザワールド。母がトゥザヴィクトリーで、全兄がトゥザグローリーという良血だ。
調教を始めたばかりのときは、馬が戸惑って併せ馬で大きく遅れていたが、慣れるにしたがって、走りも期待馬らしくなってきた。先週の調教も良かったしね」


この良血2頭の戦いがメインになると思われるが、まだ他にも面白い馬がいるという。


「多分、同じレースに出てくると思うのだが、メイショウチギリも侮れないよ。半兄のタイキプレミアムは池江厩舎に在籍し3勝を挙げている。なかなか素質は高いが、父がモンジューということもあり、どこか重さがあり、瞬発力勝負で切れ負けしている感がある。その点、メイショウチギリのほうは父がディープインパクトに変わり、切れが増せば兄を超える活躍が見込めるよ。

鞍上は武豊騎手、所属が武田厩舎でメイショウさんと来れば、今売り出し中のメイショウナルトと同じ。先週の調教も動いていたし、先の2頭に割って入る可能性もある」


馬券的には人気馬で決まって面白く無い結果かもしれないが、先を考えて、このレースは馬券の興味が無くても見ておくべきだ。


(栗東在住ライター:鷲崎)


栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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