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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2015年12月13日(日)更新

リオンディーズの取捨に悩む朝日杯FS

1週前の阪神JFは大混戦模様で、どの関係者に聞いても「分からない」という答えばかりだったが、朝日杯FSは早い段階で、「2頭で堅い」という話が多かった。

「エアスピネルで断然だよ。新馬戦は好タイムで楽勝し、デイリー杯も戦前はシュウジとの2強対決だったが、終わってみれば独壇場。次元の違う勝ち方で、まだまだ余裕があったから、朝日杯へ向けて更なる上昇の余地もある。マイルで2戦楽勝しており、適性でも他をリードしている。

これに続くのはイモータル。デビュー戦は新潟の1800m戦で、直線流す余裕がありながら3F32秒台をマークし、2着に5馬身差の楽勝。血統からマイル戦はどうかと思ったが、次戦のサウジアラビアロイヤルCは少差の2着。しかも一度内に入って出られず、再度外に出すというモタモタぶりながら勝ち馬に迫っており、内容は勝ちに等しい。つまり、この馬も実質は2戦2勝で、エアスピネルとほぼ同じと見ていい。馬のタイプから、ある程度パワーも必要とする阪神コースに変わるのはプラスだし、何よりムーアが騎乗するというのだから、これで2~3馬身は儲けた(笑)」(関西記者)

他で名が挙がる馬は少なく、シュウジのように「マイルは長いし、阪神も減点材料。エアスピネルとの差はさらに広がる」というマイナスな意見ばかり。

その中にあって、京王杯2歳Sを勝ったボールライトニングは、前記2頭ほどではないものの、名は挙がっていた。

「宮本調教師がデビュー前から『走る』と言っていたが、その通りだったね。京王杯もスローペースで2着以降は差のない競馬だったのに、この馬は2着に1馬身4分の1と決定的な差をつけている。宮本さんの話はよく当たると評判だが、今回も色気を持っているので不気味だよ」(栗東関係者)

まとめると、エアスピネル、イモータルが頭一つ抜けていて、ボールライトニングがこれを追う。馬券的には簡単なレースと思われていたが、突然難題が飛び込んできた。リオンディーズの出走である。父はキングカメハメハ、母はオークス馬シーザリオ、半兄がGⅠ2勝のエピファネイアと血統は完璧。デビュー戦も、ゴール前で抑えたまま11秒1-11秒0の瞬発力を繰り出し他を圧倒。レース直後には、「クラシックは決まった」、「今年2歳の最強馬」と、関係者の間でも評価が一気に上がった。

「2000mのデビュー戦を勝ち、血統からも次はホープフルSか500万の中距離戦と見ていましたが、まさかマイルの朝日杯に出てくるとは意外です。初戦でもかかっていたことから、この時期のマイル戦を使うことは、先を考えるといいのか微妙なところです。

でも能力は相当高いでしょうし、エアスピネル、イモータルの上のものを持っている可能性は十分あります。だから頭から馬券を買ってもいいと思う反面、スローペースだった2000mのレース1回のキャリアの馬を、マイル戦のGⅠで買うことは危険です。しかも上位人気になるでしょうから、馬券的にはおいしくありません。

本来なら確実に蹴飛ばしていい存在なのですが、初戦を見ると底知れぬものを感じさせるので、なかなか蹴飛ばす切る踏ん切りがつきません。本当ならエアスピネル頭に、イモータルを絡ませれば簡単に取れそうなレースなのですが…」(競馬専門誌ライター)

このように、リオンディーズの取り扱いに困っている関係者は多いようだ。反対意見も多いところへわざわざ出走させ、しかもデムーロ騎手に騎乗依頼となれば、勝負気配は間違いなく高い。しかも能力は最大級という評価も多い。ただ常識的には買いづらい馬。

朝日杯FSは、リオンディーズの取捨選択。ここが最大のポイントとなる。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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