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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2016年02月21日(日)更新

豪華メンバーの中山記念。最強馬ドゥラメンテは買えるのか?

昨年の2冠馬ドゥラメンテの復帰戦として注目を集めている中山記念だが、他にもロゴタイプ、イスラボニータが参戦し、ここ3年の皐月賞馬が揃い踏み。更に昨年のクラシックでドゥラメンテとともに活躍したリアルスティールや、重賞戦で常連のラストインパクト、アンビシャス、フルーキーも出走を予定しており、一部では「質なら年末の有馬記念以上のメンバー」という声もあるほど。春競馬の開幕は、初戦から華やかな顔ぶれとなる。

そんな豪華メンバーだが、やはり注目はドゥラメンテ一頭に集まる。ダービーの後に骨折が判明。ここは約9か月ぶりの一戦で、仕上がりが鍵になる。1週前のウッド調教では6Fから82秒台、5F67秒後半の時計で、併せたゴールデンバローズに約3馬身先着。だが陣営からは、「まだ8分程度」というコメントが出ている。こんな状態で、豪華メンバーの中山記念で勝ち負けできるのか。

「堀厩舎のコメントは慎重なケースが多いからね。だから一部では不安説が出たりする。でもマイルCSのモーリス、京都記念のサトノクラウンなど、なんだかんだ結局勝ってしまうことが多い。馬が強いということもあるが、スタッフが腕利きの助手さんばかりだから、レースまでしっかり仕上がってくる。サトノクラウンの天皇賞時のように、誰が見ても悪いというときは別だが、こちらから見ても悪くないなってときは、だいたい大丈夫だよ」(美浦トレセン関係者)

ここが目標ではないので、さすがに100%の仕上げでは無いだろうが、ドゥラメンテの能力を考えれば、悪くさえなければ心配ない。休養明け初戦でも馬券対象を外す確率は低いだろう。

ただ単勝は恐らく断然人気。100%のデキではないうえに強豪揃いという点から、逆転を期待できそうな馬も探してみたい。

その期待が高いのは、やはりこの馬になる。

「逆転を期待するなら同い齢のリアルスティールになるだろうね。なにせ共同通信杯でドゥラメンテを負かしている馬だし、仕上がりも故障明けのドゥラメンテよりは上のはず。秋は2戦ともに2着になったが、折り合いの難しい同馬にとって2400mと3000mは長かった。それでも連対圏に入っているのが、この馬の力の証明。1800mは共同通信杯を勝っている距離だし、中山も皐月賞で2着。先に仕掛けてくれれば、ドゥラメンテ逆転もあるのでは」(専門誌記者)

他の関係者に聞いても、豪華メンバーという割に出てくる馬は1番手がドゥラメンテ、逆転ならリアルスティールという意見が多い中山記念。馬券的には堅そうだが、少し冒険するなら、リアルスティールを頭という馬券も面白い。

(美浦在住ライター:高木)

栗東在住ライター:鷲崎

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