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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2013年10月21日(月)更新

結局、経費節減!?

 ジャパンカップダートが名称をチャンピオンズCに変え、賞金もダウンし国際招待競走から単なる国際競走になることなど、来年度は重賞競走の番組がドライスティックに変更されそうだという報道がされている。


「JCダートは阪神開催になったことでアメリカ馬が来なくなってしまった。ただ、これは施行時期の問題もあるし、左回りの中京に移ったところでどうだろう。しかも、アゴアシ付きの招待競走でもなくなってしまったしね……。結局、下げ止まりの兆候とはいっても全盛時の75%程度の売上しかないし、JRA内部でいわれている売上2兆5000万円は厳しい数字。来年は消費税増税で下げ止まっている売上も不透明。全体的に賞金を下げることが目的なんじゃないかな~」


 確かにJRAの賞金体型は世界一ともいっていほど。欧州がシーズン末期になれば、騎手たちもこぞって短期免許で来日する。今年の秋はいわゆる5名枠がパンパンでメンディザバル、リスポリは1カ月、3週間で帰国する予定となっている。たかだか、1カ月程度なら来日するメリットも少なそうに思えるのだが……。


「G1を一発勝てば400~500万円になるからね。スミヨンやルメールなど金持ちと契約している連中は別に金だけということもなく、観客数の多いところで乗りたいというのはあるみたいだけどね。賞金を削るG1があってもそれはまだ一部のことだし全体的に見ればまだまだ高いよ」


 正確な発表を待たなければならないところだが、他にも重賞競走はメリハリがつきそうだといわれている。単に経費節減ではなく魅力的な番組作りの一環なら良いのだが……。

(栗東在住ライター:鷲崎)


栗東在住ライター:鷲崎

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