協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. 無料コラム
  3. 競馬ウィキリークス
  4. 【GⅠレース1週前情報】エリザベス女王杯は角居祭りだ!

競馬コラム

競馬ウィキリークス

2013年11月03日(日)更新

【GⅠレース1週前情報】エリザベス女王杯は角居祭りだ!

 エリザベス女王杯は、3歳と古馬の牝馬が混ざり、まさに女王決定戦になるのだが、昨年に続きジェンティルドンナが不在。そうなると、春のGⅠヴィクトリアマイルを制したヴィルシーナが有力だ。京都大賞典を如何にも叩き台の雰囲気で使い、ここへ向けて順調に仕上げは進んでいるようだ。

 またヴィクトリアマイル2着で復活を印象付けたホエールキャプチャも、府中牝馬Sを快勝し、2つめのGⅠを視野に入れている。

 これに対し、3歳勢は2冠馬のメイショウマンボが中心となろう。しかしトレセンでは、他のところで話題になっている馬、いや厩舎がある。

「ここは角居厩舎が4頭出しを狙っている。古馬のオールザットジャズに、3歳のデニムアンドルビー、ラキシス、ディアデラマドレだ」

 オールザットジャズはお馴染みだが、GⅠでは近走成績からきつかろう。3歳のうち2頭は1000万を勝ったばかりで、勝負になるのは外回りで期待できるデニムアンドルビーか。そう思っていたらとんでもないことになるという。

「3歳の2頭はバカにしないほうがいいよ。ラキシスは、現2歳世代でクラシック候補にも挙げられているサトノアラジンの全姉。この馬だって新馬を勝った時はオークス候補に挙げられていたんだよ。でも体質が弱く、素質を発揮できなかった。

 ただ夏を超えて馬が変身した。秋初戦の500万は、まるで調教のような手応えで楽勝。前走もスローペースでかかりそうなのをなだめて直線へ向くと、楽々先頭でゴール。もっと早く馬ができあがれば、オークスも行けたと思うよ。

 ディアデラマドレは、角居厩舎にいたディアデラノビアの仔。デビュー戦は楽勝で、この馬もまたクラシック候補に挙げられる馬だったが、レース後に骨折が判明。なんとか春に復帰したが、いい頃の走りになく、見せ場もなかった。

 でも、これまた秋になって変身。阪神の500万を好タイムで勝つと、前走も届かないような位置から、とんでもない末脚で前を一飲みし。なかなか衝撃的なレースだったよ。

 この2頭は素質的にデニムアンドルビーには負けていないと思う。今年のエリザベス女王杯は、角居厩舎が中心だよ」

 とはデビュー時から角居厩舎の3頭をよく見てきたという雑誌記者の話。角居厩舎の3人娘は、エリザベス女王杯の馬券作戦に必ず入れておきたい3頭である。

(栗東在住ライター:鷲崎)


栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

熟練競馬ライター達がとある事情で新聞・テレビなど一般メディアでは取り上げられない業界の「アウトな裏話」を会員様限定でこっそりと公開!

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line