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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2016年09月20日(火)更新

さらに進化するサトノダイヤモンド

ダービー馬マカヒキが凱旋門賞を狙いフランス遠征中で、菊花賞は回避。本来なら主役不在で菊花賞の興味も薄らぐはずだが、今年は違う。

最強世代と呼ばれる今年の3歳馬は、ダービーで2~4着だったサトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、エアスピネルは、それぞれGⅠ級と評される馬。実際ディーマジェスティは皐月賞を勝っているのでGⅠ馬だが、他の馬も互角の力を持っていると評価する関係者は多い。その上位のうち、サトノダイヤモンド、エアスピネルの2頭が神戸新聞杯に出走するのだから盛り上がらないわけがない。その2頭の近況はどうなのか。関西の記者に聞いてみた。

「一番気になったのはサトノダイヤモンドだよ。というのも、調整が遅れて、神戸新聞杯に間に合わないなんて噂も一時期流れてたからね。確かに帰厩も早くはなかったし、神戸新聞杯に向けて急仕上げ気味。それに里見さん(馬主)初のGⅠへ向けて、菊花賞が大勝負なのはミエミエ。今回は8分レベルの仕上げで、馬券的には危ないという見方だったんだ。

でも1週前の調教を見てぶっ飛んだ。オールカマーで有力視されているサトノノブレスと併せたが、これを圧倒。それもそのはずCWで上がり11秒5なんて時計を楽々マークしたからね。今のCWは上がりがかかり気味。この状態で速い時計をマークするんだから、やっぱりすごい馬だよ。馬体こそ変わった感じはないけど、中身は春より更に成長しているんじゃないか」

春はクラシックこそ勝てなかったが、ダービーでは道中落鉄がありながらマカヒキのハナ差2着。一部では、「この馬こそ凱旋門賞へ行けばいいのに」という話が出たほどだ。そんな馬が更に進化しているとなると、他の馬にとっては驚異的だ。

そのサトノダイヤモンドと差のない競馬をしていたのがエアスピネル。仕上がりはどうなのか。

「仕上がりは上々だよ。ダービーで大見せ場の4着から、当然能力は高い。ただ武豊騎手が、あれ以上はないというくらいの完璧な騎乗をしながらの結果だから、サトノダイヤモンド逆転は厳しいんじゃないかな。これが中距離以下ならいいが、今回は2400m。阪神の2400mは、東京(ダービー)と違ってヘビーだから持つかな?」

とエアスピネルのスタミナ面に若干不安があるようだ。だた鞍上は武豊騎手。再度神騎乗もあるかもしれない。

以上2頭が能力的に抜けているようだが、今年の神戸新聞杯は他の出走馬も、例年なら本命級の馬がいる。中でも評価が高いのがナムラシングンだ。

「いろんな馬を聞いてまわったが、一番感触の良かったのがナムラシングン。春は荒削りな部分もあったが、それでいて皐月賞はエアスピネル、リオンディーズ、サトノダイヤモンドの外に併せる強気な競馬で見せ場をつくった。結果は7着も、先の3頭とは差が無かったからね。

その後は休養に入れ、久々の前走を楽勝。このレースを見る限り、春より成長があると、陣営も自信を持ったようだ。2頭が休み明けなのに対し、こちらは使ってきた強みがある。仕上がりの差で上位に食い込めるのでは」(栗東関係者)

また上がり馬では、この馬の評価が高い。

「キャリア豊富なカフジプリンスの成長力が凄い。初勝利を飾るまで10戦もかかってしまいましたが、500万に上がると2戦目で勝利。この時破ったのは4戦3勝のラヴィエベール。つまり、この馬に唯一土をつけているのがカフジプリンスというわけです。

その後は2600mの1000万特別で5馬身差の圧勝。これでスタミナレースの適性も測れました。

残念ながら前走のオープン丹頂Sは大敗でしたが、スローペースで後方過ぎたため、最後までレースに乗れないまま終わってしまいました。でも、これで人気が落ちるので、馬券的には面白くなりました。2連勝の内容から、サトノダイヤモンド以外の馬には通用するのではないでしょうか」

さすがは最強世代。アチコチから期待馬の名前が挙がる。これにセントライト組、そして上がり馬で注目されるウムブルフが加わるのだから、菊花賞が楽しみで仕方がない。

その前に、まずは神戸新聞杯。サトノダイヤモンドの進化がどの程度なのか、よく確かめておきたい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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