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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2016年10月23日(日)更新

主役の扱いが難しい天皇賞秋

昨年の年度代表馬モーリスは海外帰り後2連敗で札幌記念以来、イスパーン賞を大差勝ちしたエシンヒカリは海外帰り、ドバイでGⅠを制したリアルスティールは安田記念以来と、能力上位の3頭が久々。これに毎日王冠、京都大賞典、オールカマーの前哨戦組が加わり、今年の天皇賞・秋は難解な一戦。気になるのは、先に出した3頭の仕上がり具合だ。

「モーリスの場合は、久々と言っても2か月少々だから、それほど気にしなくてもいいと思います。1週前の調教でも軽快な動きを見せており、仕上がりはいいでしょう。

問題は距離。2000mの札幌記念は、馬場も渋ってスタミナを要る馬場。しかも外を回りながら、よく2着に来たという見方もある反面、ネオリアリズムに逃げ切られ、レインボーラインに迫られた事実を物足りないという見方もあります。

どちらの評価を取るかは難しいですが、天皇賞当日の馬場がパンパンの良馬場なら、この馬のスピードは大きな武器になります。折り合いも、ムーアならば大丈夫ではないでしょうか」(競馬雑誌ライター)

人気を考えれば、マイナス点のほうを重視したいが、ムーア騎手が騎乗は悩ましいところである。

関西のエイシンヒカリ、リアルスティールの仕上がりはどうなのか。

「海外帰りだが、しっかり休養を取って1週前の稽古でも速い時計が出ていたように疲れはないし、仕上がりも進んでいるよ。

この馬の場合は仕上がり云々より、いかに気分よく走らせられるかが課題。控えるとかかるので、恐らく今回も逃げることになろう。他に絡まれると厳しいだろうし、単騎で行ければイスパーン賞のような一人旅もある。

あとは馬場。前走の大敗は馬場のせいで参考外と陣営も話しており、天皇賞は良馬場が第一だ。

リアルスティールは、予定していた毎日王冠を回避。どうも夏負けが残っていたようだ。そこを回避したのが良かったか、大分持ち直している。ただ陣営の本音は『もう一息』と見ているようで、残り1週でどこまで仕上げられるかってところ。

この馬も折り合いが難しいが、ドバイでGⅠを勝ったように能力はヒケは取らない。デムーロがどこまで乗りこなせるか」(関西記者)

このようにモーリス、エイシンヒカリ、リアルスティールは、それぞれマイナス材料を持っており、他馬も付け入る隙はありそうである。

では他の前哨戦組の評価はどうなのだろうか。

「関東では、重賞2連勝のルージュバックも上位人気になりそうですね。毎日王冠は勝ったものの、仕上げは前哨戦らしく稽古の動きもそれほど良かったわけではありません。なので叩いた上積みはあると思いますよ。

心配な点を探すなら、中2週。体質が強いほうではないので、毎日王冠を勝ったうえでの中2週で、見えない疲れが残っていないか?」(競馬ライター)

人気先行のイメージも強いルージュバックだけに、不安点は強調したい。

関西勢はどうか。

「毎日王冠組ではアンビシャス。前走は稽古の動きも地味で8分程度の仕上げに思えたが、能力で2着まで来た。その後は反動も見えないし、前走以上の仕上がりは間違いない。心配なのは、中2週で関東への輸送が続くこと。カッとしやすい性格なので、ストレスが溜まらなければいいが。

3着以下ではステファノス。海外を挟んだ昨年より、国内に専念した今年のほうがローテーションはいいし、毎日王冠を不利で5着は、秋華賞上位2頭(ヴィブロス、パールコードともに前哨戦で不利あり)と同じで、逆に脚を余したのは本番へ向けていい傾向。昨年2着なので、適性は合うはずだ。ただ勝ち味に遅いので、アタマから買うタイプではないけど。

京都大賞典組では、3着のラブリーデイ。昨年の天皇賞勝ち馬だし、距離も2000mがベストなので、JC、有馬よりも今回が勝負のはず。昨年ほどの勢いはないが、大きく落ちてもいないから、上位は望めるよ」(関西記者)

どの馬の話を聞いてもプラスマイナスともに混在して、何を狙えばいいのか分からなくなってきたが、とりあえずパンパンの良馬場ならモーリス、エイシンヒカリは狙って大丈夫なようだ。

ただ、それでは馬券は堅い。穴を狙うなら、昨年ワンツーの割に地味な評価のラブリーデイ、ステファノスあたりが面白そうである。

(栗東在住ライター:鷲崎)

 

栗東在住ライター:鷲崎

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