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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2016年10月30日(日)更新

アルゼンチン共和国杯は、勢いに乗る大魔神・佐々木氏の愛馬対決

長距離では馴染みの馬が並び、好レースが期待されるアルゼンチン共和国杯だが、ハンデ戦であるうえに実績馬に休養明けの馬が多いことから、ひと波乱ありそうな雰囲気だ。

関東馬では、重賞4勝で一昨年のアルゼンチン共和国杯を勝ったフェイムゲーム、昨年に4連勝したアルバート、勝率が5割を超えるモンドインテロが上位人気候補である。

「フェイムゲームの昨秋は豪州遠征でしたが、芳しい結果を残せず、今年は国内に専念となりました。ただ最近は3000m超のレースで活躍しており、一昨年の勝ち馬といえど、重いハンデになる今回の2500m戦はあまりいいとは言えません。この次はジャパンCなのかステイヤーズSなのか分かりませんが、勝負は次だと思います。

アルバートは、天皇賞・春以来の競馬。昨年のステイヤーズSを楽勝しており、今年も次のステイヤーズSこそが勝負のイメージがありますね。

その点、モンドインテロは2500m前後の距離は5戦4勝と安定しており、今回のコースはピッタリです。先の2頭に比べると実績は劣りますが、そのぶんハンデは重くならないと思いますので有利です」(競馬専門誌ライター)。

この話を聞く限り、実績よりも距離適性と勝負気配からモンドインテロが買いのようだ。ただオープン特別の2勝は相手が弱く、目黒記念は5着に敗れていることから、力が足りるのか不安もある。

関西勢はどうか。

「実績なら当然ダービー馬のワンアンドオンリーだが、最近は反応も鈍く、結果が上がってきていないからなあ。トゥインクルは2500mでも足りないし、ハギノハイブリッドは逆に距離が少々長い。

それなら、大魔神・佐々木さんの愛馬シュヴァルグランとヴォルシェーブが面白いんじゃないかな。

シュヴァルグランは今年に入って阪神大賞典を快勝し、天皇賞・春も3着と好走。宝塚記念は珍しく崩れたが、バテたアンビシャスが下がってきたときに真後ろにいてモロに詰まってしまった。あれで終わってしまったので参考外でいいよ。

2週前の調教では2歳馬に遅れて心配したが、徐々に良くなりつつある。ハンデが重くなりそうだが、今の充実ぶりなら少々の重いハンデも気にならないほどの力があると思うよ。

ヴォルシェーブは、1年半近い長期休養明けのマレーシアCで2着と好勝負。次のレースは反動も心配されたが、難なく勝ち上がったように、能力そのものは休養前よりも上がったような気がする。東京コースは3戦2勝2着1回と連対100%だし、昇級なのでハンデも重くならない。

馬運が強いので有名な佐々木さんだけど、ヴィブロスでGⅠ秋華賞を勝ち、更に勢いがある。重賞2頭出しのここも馬券になる可能性は高いんじゃないか」(関西記者)

確かにここは、佐々木氏に乗るのが馬券的中への近道のような気がする。血統的には姉(ヴィルシーナ)、妹(ヴィブロス)がGⅠ馬のシュヴァルグランに魅力があるが、ハンデ戦という条件からヴォルシェーブを推したい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

 

栗東在住ライター:鷲崎

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