NHKマイルCは△◎△の入線。前後3Fが34秒4→34秒8。前傾0秒4とは実に微妙。0秒6~0秒7なら、ズバリ◎△△で3連単を決めていたかも。ラップが上がって落差が大きくなれば長めの距離好走馬が浮上する公算大と考えていたからだ。
そもそも人気のタワーオブロンドンは信用していなかった。軽いケイバで一瞬の脚で良績を残すタイプ。厳しいGIラップでは甘さが出ると思っていたら案の定だ。要するに、底力ラップに求められるのはそういうところ。
▲印を打ったのは実績を考えてのことで、本音はスパっと消してみたかったほどだ。いずれにせよケイバは難しい。とにかくブレない予想が大事。奇をてらっても一瞬だけの話し。そういう予想だけは避けたい。やはり最重視はデータ分析。これに尽きる。
今週のヴィクトリアマイルの◎はNHKマイルCのギベオン以上の確信がある。あくまでそのつもりだが、スカっと決めてみたいものだ。

上田琢巳
結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。

上田琢己
UEDA TAKUMI
結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。