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競馬コラム

ラップナビゲーター

2018年12月27日(木)更新

【ホープフルS】優秀な走破タイムの東スポ杯2歳S組

 グランプリ・有馬記念は唯一の3歳馬ブラストワンピースがV。ステルヴィオ(マイルCS)、アーモンドアイ(ジャパンC)、ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズC)に続く古馬一蹴で現3歳の世代レベルの高さをまざまざと見せつけた。戦前は瞬発力型に分類していたブラストワンピースだが、実質ラスト2ハロンだけの競馬になった菊花賞は不発。2ハロン目から7ハロン連続でハロン10~11秒台が続いた新潟記念、ラスト5ハロンで一度も加速することのなかった有馬記念でVゴールを決めたとなれば、本質的には淀みのない流れを得意とするスピード持続型であったということだろう。勝ち馬のキャラを見誤ったことが今回の敗因。自戒の念とともにその事実を記しておきたい。


 年末の大一番を終えて気分は正月モード。そういきたいところだが、28日にはJRAから与えられたラストチャンス・ホープフルSが待ち受けている。一部では「ホープレスS」と揶揄されるほど位置付けの微妙なGⅠとはいえ、大器サートゥルナーリアが参戦する今回は少し様相が異なる。母は日米オークス制覇のシーザリオ。兄2頭がGⅠ馬と血統的な裏付けが十分なうえに、V2はいずれも馬なりの大楽勝。「大きいところを狙える好素材」の評価も納得だが、V2の時計そのものは8ハロン1分37秒2、9ハロン1分49秒6と平凡の域を出ない。


 サートゥルナーリアが〝大物感〟で人気を集める一方、優秀な走破タイムという実績を積んできたのが東京スポーツ杯2歳S組。1着ニシノデイジー、3着ヴァンドギャルドの1分46秒6は前年のワグネリアンの走破時計とピタリ一致。もちろん、それだけでダービー候補とぶち上げるには時期尚早だが、ラスト5ハロンも合計58秒1と破格の数字を刻んでいる点は見逃せない。瞬発力優勢の東京で出現したハイレベルなスピード持続力型ラップ。それを潜り抜けてきた2頭がスピード持続力優勢の中山でどれだけパフォーマンスを上げてくるか。うまくハマればサートゥルナーリアを抑え込むシーンがあっても決して不思議ではないだろう。


明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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