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競馬コラム

ラップナビゲーター

2019年02月01日(金)更新

【きさらぎ賞】瞬発力よりもスピード持続力

 まずは東西のGⅠ前哨戦を振り返っておきたい。京都のシルクロードSはダノンスマッシュが鮮やかに抜け出してGⅢ連勝。一気に新スプリント王の最有力候補に躍り出た格好だが、6ハロン転向後の走破タイムは1分08秒4→1分09秒8→1分08秒0→1分08秒3。1分06秒台はおろか07秒台にすら足を踏み入れぬまま本番を迎えることには一抹の不安を覚える。例年通りの中京の馬場レベルなら文句なしの軸候補とはいえ、土日で3度レコードが塗り替えられた2016年のような馬場への対応は未知数。高松宮記念当日の馬場レベルには例年以上に注意を払う必要があろう。


 東京の根岸Sはコパノキッキングが差し切り勝ち。スピードにまかせての逃げ、先行策から一転、末を伸ばすスタイルが板についてきた。脚質転換に成功した今なら、府中マイルも問題なくこなしてしまいそうだが…。6~7ハロンで上がり34~35秒台前半の切れ方はいかにも短距離の差し馬。さらなる距離延長がプラスに出るかは微妙なところだ。追える外国人騎手から藤田菜七子騎手への手替わりも疑問で、軸を任せるには不安材料の方が勝ってしまう。


 今週のメインターゲットは京都のきさらぎ賞。古くはスペシャルウィーク、ネオユニヴァース、近年ではサトノダイヤモンドを輩出した出世レース。ポイントはやはり今の京都の馬場レベルか。A→Bコースに替わって若干の改善は見られたものの、先週の1000万下で8ハロン1分35秒5、準オープンで9ハロン1分48秒0と例年並みかそれ以下の評価に変わりはない。


 となれば、外回り9ハロンといえども瞬発力よりもスピード持続力を求められるラップ構成になる可能性が大。後半にタフなラップ構成が出現するなら、ラスト5ハロン合計58秒1のハイレベルラップを経験済みの東スポ杯2歳S組に一日の長がある。ホープフルS3着のニシノデイジー、若駒S圧勝のヴェロックスと同タイムで駆けたアガラスヴァンドギャルドからの軸選びが妥当な線と言えるだろう。

明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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