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競馬コラム

ラップナビゲーター

2019年04月10日(水)更新

【皐月賞】あえてサートゥルの重箱の隅をつつく!

 グランアレグリアが1分32秒7のレースレコードで桜冠をゲット。4ハロン通過47秒7の緩ラップを見透かしての早め先頭は、さすが当代きっての名手・ルメールの手綱といったところか。ラスト3→2ハロン目で10秒8→11秒0の高速ラップを刻んだ時点で勝負あり。あとは惰性でゴールへ突き進むだけでいい。差し切るには32秒台前半の上がりが必要不可欠も、この時期の3歳牝馬がその数字を叩き出すのは不可能に近いからだ。


 昨年末の朝日杯FSから直行=年明け初戦での桜花賞制覇は史上初。外厩施設の調教技術&施設が格段に向上した今では、トライアルを含めたローテーションという既成概念にとらわれる必要はなくなってきたのかもしれない。となれば、今週の皐月賞で注目を一身に集めるサートゥルナーリアにとっては強烈な追い風。ホープフルSからの直行が何らマイナスにならないことが証明された以上、断然の1強ムードが日に日に増していくのもうなずけるのだが…。


 あえて重箱の隅をつつくならば臨戦過程よりも時計面。初戦の東京マイルで1分33秒6のA級時計を叩き出していたグランアレグリアに対して、サートゥルナーリアの3戦は新馬=8ハロン1分37秒2、萩S=9ハロン1分49秒6、ホープフルS=10ハロン2分01秒6。いずれもスローからの低速決着と、いわゆる時計の 裏付けとは無縁のキャリアを積み重ねている。良馬場なら1分57~58秒台の高速決着がデフォルトとなりつつあるのが近年の皐月賞。仮にサートゥルナーリアが不覚を取るシーンがあるとすれば、速い時計の決着に対応できないケースである可能性が最も高い。


 絶対的1番人気候補に見えるわずかな綻び。マイル1分33秒7、9ハロン1分46秒8と持ち時計で上をいくダノンキングリーに、わずかながら光が差したとするのは当方がひねくれ者ゆえだろうか。


明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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