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競馬コラム

ラップナビゲーター

2019年08月28日(水)更新

【新潟記念】勢いより格重視ならば・・・

1.35.0秒は近10年の良馬場で最も遅いVタイム。時計からはハイレベルと言いがたい結果に終わった今年の新潟2歳Sだが、当日の芝コースは稍重でのスタート。パンパンの良とはほど遠い馬場レベルとなれば、Vタイムが想定より伸びなかったのも無理はない。前3ハロン36.1秒→5ハロン61.4秒の緩ラップで比重のかかったラスト3ハロンは33.6秒。新潟外回りらしい決め手勝負でレース上がりを0.8秒も上回ったウーマンズハートの末脚はやはり出色と言うほかない。これで自身上がり32秒台2連発。瞬発力で一枚上をいくのは明らかだけに、来春のクラシック本番(阪神外回り、東京)でどれだけ切れるかが今から楽しみだ。

早いもので夏競馬も今週がオーラス。掉尾を飾る新潟記念は過去10年の勝ち馬すべてに芝1800~2200mの重賞連対経験がある。夏競馬の格言である〝格より勢い〟を真逆にしたようなレースキャラとなれば、重賞での経験値を優先するのがベター。

前走のエプソムCで復活ののろしを上げたレイエンダにとっては、秋の大舞台に向けて負けられない戦いとなろう。エプソムCのVタイムは1.49.1秒(稍重)。超スローペースから実質ラスト3ハロンだけの競馬で、比重のかかったラスト2ハロンは10.8秒→11.1秒の高速ラップ。同じ東京9ハロンでラスト2ハロン合計21秒台Vがあるアデイインザライフ、ブラストワンピースが16年、18年の勝ち馬というのは見逃せないデータだ。直線平坦で究極に近い瞬発力が引き出される新潟外回り。決め手の差が如実にあらわれる舞台設定はレイエンダにとってプラスに働く可能性が高い。かつては〝幻のダービー馬〟と呼ばれたほどのA級素材。きっちり決めて飛躍の秋へとつなげてもらいたい。

明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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