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競馬コラム

ラップナビゲーター

2019年09月04日(水)更新

【セントウルS】単純な数字比較で通用マテラスカイ

2019年夏競馬の掉尾を飾る新潟記念。Vゴールを決めたユーキャンスマイルの蹄跡は17ハロンのGⅢダイヤモンドS制覇に菊花賞3着、天皇賞・春5着。実績最上位も2番人気の評価に甘んじたのは久々の10ハロン、新潟外回りの高速上がりと長距離砲のキャラがマッチしないのでは?と懐疑的に見る向きが多かったせいだろう。

何を隠そう当方もその一人。ただ、終わってみればその心配は杞憂。前後5ハロン58.6秒→58.9秒とほぼイーブンのラップを最速上がりで差し切ったのだから、格の違いを見せつけたと言っていいだろう。逆に、◎を打ったレイエンダは言い訳のきかないガチンコ勝負で10着大敗。期待の大きい良血馬だけにまだ見限れないが、〝幻のダービー馬〟の看板は一旦下ろさざるを得まい。

心機一転、今週からは中山&阪神で秋競馬がスタート。東の京成杯AHがサマーマイルシリーズ、西のセントウルSはサマースプリントシリーズの最終戦と夏の名残を感じさせるものの、両レースともGⅠシリーズへ向けたステップレースの意味合いが強い。注目は本番との連動性が高いセントウルS。12年、13年とあのロードカナロアが取りこぼしたように、GⅠ級といえども先を見すえた仕上げでVゴールを決められるほど甘くはないレースだ。

とはいえ、今年は高松宮記念を制したミスターメロディ以外に目ぼしい存在が見当たらないメンバー構成。春の王者が馬群に沈むシーンは考えにくいものの、レースを面白くしてくれそうなのが久々に芝へと矛先を向けてきたマテラスカイ。中京ダート7ハロンのレコード(1.20.3秒)を樹立した昨年のプロキオンSの通過ラップが3ハロン33.5秒→6ハロン1.07.5秒。今年は5着敗退ながらも稍重で3ハロン33.3秒→1.08.2秒。芝、ダートの違いを度外視した単純な数字の比較なら、芝のスプリント重賞でも十分通用するスピードの持ち主ということになる。本番はあくまで次のブリーダーズCスプリントも旬を迎えた今なら…。そんな淡い期待を抱かせるに十分な砂上のスピードスターに今回は一票を投じてみたい。

明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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