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競馬コラム

ラップナビゲーター

2020年06月10日(水)更新

エプソムカップは瞬発力を重視


今週のピックUPレース
エプソムC・マーメイドS

上半期のGⅠは早くも宝塚記念を残すのみ。函館開催もスタートして本格的な夏競馬の訪れを迎えた今週は、エプソムCとマーメイドSのGⅢ2鞍が組まれている。東京9ハロンのエプソムCは重馬場の一昨年を除いた過去5年のレース上がりが32.9秒~34.6秒。よほど馬場が渋らない限りは瞬発力重視のスタンスでOKだろう。





注目はピースワンパラディ。オープン入り直後とあって格では一歩譲るものの、GⅡ青葉賞3着と素材の良さは引けを取らない。ラスト2ハロン22秒台の決め手比べから24秒超の消耗戦まで対応可能な懐の深さも魅力。試金石の一戦でどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。

牝馬限定かつハンデ戦のマーメイドSは波乱の歴史に彩られたレース。
格下でも食い込みの余地が大いにあるとなれば、積極策に出るオスカールビー、ナルハヤあたりは無視できない。前者は前後4ハロン49.7秒→46.9秒のスローに持ち込んで2勝クラスV。後者も同48.7秒→46.2秒で好素材アンドラステに肉薄とポテンシャルの高さはなかなかのもの。うまく折り合いをつけられれば、前が止まりにくい開幕2週目のトラックバイアス&軽ハンデを生かして波乱演出のシーンがあっていい。



先週のピックUPレース
安田記念

やはり8冠の壁は厚かった。安田記念で史上最多となる8つ目の芝GⅠタイトル奪取を狙ったアーモンドアイだったが、まさかの2着敗退。昨年はスタート直後の不利という明確な敗因があっての3着。今年は前後4ハロン45.7秒→45.9秒のイーブンラップで2馬身半と言い訳の利かない決定的な着差をつけられてしまった。

後塵を拝したのは一世代下の桜花賞馬グランアレグリア。当時のVタイムがアーモンドアイを上回るレースレコード(1.32.7秒)という下地があったとはいえ、前走は前向き過ぎる気性を考慮されてのスプリントGⅠ(高松宮記念)参戦。単勝12.0倍と大きく水をあけられた評価にとどまったのもうなずけよう。気掛かりなのはガチンコ勝負で完敗を喫したアーモンドアイのメンタル面。消長の激しい牝馬だけに、再び8冠達成の偉業が懸かる秋へ向けてまずは心身のコンディションを整えることに専念してもらいたい。

明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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