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競馬コラム

明石尚典:ラップナビゲーター

2020年12月16日(水)更新

【朝日杯FS】レッドベルオーブを数字で上回る1頭は?


今週のピックUPレース
朝日杯FS

2歳女王決定戦が終わって、今度は同じ舞台で2歳のマイル王を決める朝日杯FS。やはり目を引くのは快レコードでの決着となったデイリー杯2歳S組だ。





勝ったレッドベルオーブは中京マイル→阪神マイルでレコードを連発。スピードの絶対値は一枚上の評価が妥当も、自身前後3Fラップ合計(35.7秒+34.0秒=69.7秒)で2着ホウオウアマゾン(35.3秒+34.2秒=69.5秒)に逆転を許しているのは見逃せない。わずかアタマ差の接戦ならこの2頭の戦力値はほぼ互角。どちらを上に取るかは枠順、当日の気配(馬体重)を見てからということになろうか。

スケールの大きさではサウジアラビアRCを突き抜けたステラヴェローチェも負けず劣らず。ただ、同じような軌跡を描いた(渋馬場続きで時計の裏付けなし)阪神JFのインフィナイトは14着撃沈。走破時計を一気に秒単位で縮めることの難しさを改めて示した格好だ。潜在能力の高さは認めても3番手が現時点で精一杯の評価。1分33秒台半ばが必須の馬場レベルなら、あくまで連対候補の1頭として扱うのがベターだろう。



先週のピックUPレース
阪神JF

前後4ハロンともに46秒台のMペースで前日の古馬リステッド・リゲルSと全く同じ阪神マイル1.33.1秒。阪神JFでソダシが刻んだ時計&ラップは掛け値なしの一級品と言っていい。白毛のアイドルホースの枠を超えた歴史的名馬へ。前途洋々の未来に心躍らせたいところだが、2着サトノレイナスとの着差はわずか7センチのハナ差。上がりでコンマ3秒も上回られたとなれば、来春のクラシックへ向けて予断は許さない。カギを握るのはやはり成長力。現代日本競馬の最高級ブランドであるディープインパクト産駒を凌駕する伸びシロの有無が桜冠の行方を左右することになるだろう。

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明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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