今週のピックＵＰレース
ヴィクトリアＭ

現３歳世代が約１年後に走っているであろうレースがヴィクトリアマイル。1.30.5秒→1.30.6秒→1.31.0秒と近３年は安田記念をも上回る高速決着の連続だが、このうち２回＝20年＆21年の勝ち馬はアーモンドアイにグランアレグリア。片や芝ＧⅠ９勝の大記録を達成、片や２年続けてＪＲＡ賞最優秀短距離馬に選ばれたほどの歴史的名牝。両馬が４馬身差の大楽勝で時計のハードルを一気に引き上げたと考えれば、本来ならばその２着馬＝1.31.3～1.31.7あたりの時計で走れれば十分Ｖゴールに届くということになる。

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重賞トレンドジャッジ ６月４日（日）更新

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明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。