今週のピックUPレース
小倉記念
記者のホームとでも言うべき関西地区=小倉は7月24日の開催を終えてから2週間の〝夏休み〟に突入。京都競馬場改修工事の影響か、東京五輪が終わった今年も昨年同様の養生期間を与えられた格好だが、それに伴ってなだらかに下降していくはずだった馬場レベルも一気に前開催の開幕週レベルまで回復。当然、現段階では正確なエビデンスを持っているわけではないものの、これだけ真夏の太陽が燦燦と照りつければ芝コースが再び息を吹き返しているであろうことは想像に難くない。
その3回小倉のオープニングは2勝クラス・彦島特別=13ハロン2.36.4秒、1勝クラス・国東特別=10ハロン1.56.8秒、GⅢ・CBC賞=6ハロン1.05.8秒とレコード決着が続出。同じ水準での開催が濃厚とみるべきシチュエーションだけに、今週の小倉記念で再びコースレコード更新のシーンがあっても何ら不思議はあるまい。
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明石尚典
AKASHI TAKANORI
関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。