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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年12月12日(木)更新

朝日杯フューチュリティS・調教予想

2頭のみが関東馬と数の上では圧倒されている朝日杯FSだが、圧倒的な支持を受けて当然のサリオスがその趨勢を覆している。


何せ、2戦2勝の無傷、そのいずれもでスケールの違いを見せつけてきた。特に、6月以来だった前哨戦では1.32.7秒のレコードをマーク。きついラップを踏むことのないオール馬なりの調整だったから、ここに向けての叩き台といった部分を否めなかったのに、だ。
確かに、抵抗を示した2着・グラヴァシュドールが、先週の阪神JFで勝ち馬に水を開けられたことから、極端な高速ターフでの時計をアテにはできぬ。しかし、軽く促した程度で抜け出した上に、上がり勝負の後傾ラップだったことで、負担は限りなく抑えられた。更に、GⅠを意識してハードルを上げたメニューを楽々こなしてきた中間がある。6F追いだけで計3本に上るし、1週前などは軽快な道中から3F至っては38秒を切ってもまだ余裕。
そして、水曜には再び3頭併せを消化。勿論、セーブ気味で進んでのしまい重点だったが、両側からサンドされた直線で闘志に火がつくと、重心を沈めて重戦車の如く。でいながら、回転数を一気にアップさせて四肢の運びは鋭い刃物のよう。長距離輸送も右回りも初ながら、そんな不安点を論うのが馬鹿らしくなるほど。


もう1頭、ウイングレイテストも上昇気流。
その萌芽は前回時の過程にも表れていた。目論見通りの+12キロで、それが全て実になっていたからこその2着。特に、胸前の発達が際立っていて、かき込みの強さが推進力を生んでいる。休養を挟んでのここ2走がフラットな直線で切れたと思われがちだが、パワフルな動きが持ち味と言える馬。直前こそ5F71秒を超える時計と軽目だったが、1週前に負荷をかけて態勢を整えていたから十分だし、阪神が如何にも似合う身のこなしなのだ。


以上に絡む候補をしてはレッドベルジュールを挙げたい。
キャリア2戦目ながら我慢の利いた道中、内の狭い処を割った勝負根性とデイリー杯は瞠目に値する。センスに裏打ちされた完成度の高さが強力な武器で、先の2頭と同じく、コース替りなど気にならぬ。


その日曜、他にエントリーのある西下組にも食指が動く。まずは北摂特別で、サリオスのパートナーを務めたブーザー
類稀な身体能力の持ち主で、それがダイナミックな動きに直結している反面、コントロールし難い気性がネックに。とはいえ、上手く収まりがついた向正があった3頭併せが、言うまでもなくハイレベル。そこに混じったこと自体が2勝クラスを遥かに超える器だということを示している。集中力をキープできそうなスプリント戦での一変を見込むべきだろう。

もう1頭の◎候補がアゴベイ
9月の昇級初戦では出負けが全て。ピッチが上がらぬままだったからポジション取りでのビハインドがモロに応えたわけ。それ以来となるが、稽古で見栄えがするように気の良いタイプでポン駆けは利くし、ラストの反応が◎。1.07.2秒の持ち時計、伸びしろを残す段階と根拠はあり余るほど。


元町Sはアガラス
東スポ杯2着に逸材が伸び悩んでいる要因は気持ち。逸ることを抑えられない分、なし崩しになってしまう。その典型が前走で、コンタクトを放棄したルメールがハナに立つ淡泊なレースだったから度外視して良い。また、やはり弾けずじまいだった8月に新潟がある。とはいえ、そこでは1分33秒台マークで勝ち馬はOPで即通用といったレベルだから気に病む必要はない。それも含め、4月のGⅡで4着とマイルでは底が割れていないのだ。短期放牧明けではち切れんばかりだし、始動が早かった上に、行き出し6Fが最終追いでのウッドと調教に質が明らかにアップ。単なる3勝クラスとは言えぬ強敵揃いでも中心に据えたい。


中山に目を移して土曜・ターコイズSを。傾向が示す通り、今年も波乱必至といった様相なのだ。まず、調教でひと際光ったのがフロンテアクイーン
同厩の前3頭を抜き去ってのゴールで5F62.7秒。内目とはいえ、シッカリと気合いをつけてのフィニッシュが反動なしの証しで、むしろ本番はここと思わせる最終追い。GⅠには到底届かない立ち位置だが、当レースでは2年連続で際どい差だったように適性◎。しかし、ハンデ56キロが詰めの甘さに拍車をかける恐れも。
ならば3歳に注目。常識的には切れのある動きを披露したコントラチェックだろうが、敢えてフィリアプーラを。
GⅢ勝ちのフェアリーSが1.36.0秒と低調なだけに軽く扱われがち。が、当時は初勝利をマークした直後でキャリア不足。にも関わらず、外々からのロングスパートが叶ったのだ。その反動で春は思い通りの調整ができなかった反面、オークスで見切りをつけたのが功を奏した。即ち、全体のバランスが格段に良くなって動きが洗練された。故に、紫苑Sでの高速決着にあっても5着と崩れなかったのだ。そこから再び成長を促す休養を経たのも大きなプラスで更に幅を広げたと実感。朝一番の併せ馬がしまい重点の4F55.2秒に過ぎなかったのは、帰厩後のDW2本で馬を追い込んでいたからに他ならぬ。冬場はこの馬の季節でもあるし、同世代の実績馬2頭に対して1キロ軽いハンデも大きなフォロー。


日曜はディセンバ―Sのイレイション
大幅な相手弱化がある上に、叩き2走目の効果が覿面だからだ。そもそも、富士Sで真っ当なレース運びをした時点でアウト。9月上旬からの始動だったわりに、ピッチが一向に上がらずに4F追いの繰り返しでは息が保たぬ。対して、直前の2本だけでも高いハードルだった今回は明らかにスイッチが入っている。特に、1週前があれば十分と思えた直前でさえ、入りが14秒台で最後まで緩めずの5F65.8秒。2馬身及ばなかったことより、全身に力が漲っている点を刮目して見るべき。


その直前、北総Sはゴルトマイスター
OP入りが遅いと思えるぐらいの器であるのは、今春の対戦相手があるから。しかも、着実に上向いた前走で詰めが甘くなっての4着とはいえ、1000m通過60.6秒といった肉弾戦の渦中に巻き込まれた結果だから大威張りできる。まして、帰厩後の翌週にはDWでの5F追いを敢行と、反動どころか、更に気合いが乗っている。直前はモヤの中で脚色劣勢だったが、内は2歳ながら既にGⅠ級。そのパートナーになること自体が勲章と言えるのだ。前回からの1キロ増は相殺されて然るべき。


2歳戦からは平場の日曜3R。ここは立て直したヴォールヴィコント
順調な滑り出しだった3戦目までとは裏腹に前走では8着と大きく人気を裏切る結果に。が、夏場に福島→新潟と転戦した反動が出る頃合いだったし、アクセントを利かせにくい1400m。そこでリフレッシュした効果は計り知れず、全身が活気を漲らせている。道中のスピード感からして◎だし、しまいの伸びも目立っているのがここに至る過程。挙句、最終追いは3馬身先行させた能力十分の外に対して圧倒する形での5F66.9秒。少しでも追っていたなら1秒は確実に詰めたであろう雰囲気でゴムマリのような身のこなし。もう取りこぼせない。

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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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