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競馬コラム

柴田卓哉:美浦追い切りレポート

2021年05月20日(木)更新

ソダシ盤石のオークス。相手に買うべき大穴はウインアグライア!



ソダシの牙城を他が如何に攻略するか? 

それのみがテーマとなる今年のオークス。何せ、桜花賞では1.31.1秒のレコードと更なる進化が。確かに、2着とはクビ差に過ぎぬが、敢えて目標になる形を厭わずに抜け出したのだから掛け値なしだし、前目で捌けるソツのなさや安定したフォームに終始できる点でも4F延長など杞憂に終わる筈。
また、今回の過程ではオール馬なりといったことが前回時と異なるわけだが、暮れから4ヶ月弱開いたのとは逆に、レース間が詰まっているから青写真通り。それは最終追いの坂路がルーティーンの終い重点だったことでも分かる。

女王に対抗する候補としてまず挙げるべきは桜花賞組。

そこで一瞬はアッと言わせるシーンもあったファインルージュには前進を見込んで良い。
けれども、当時より捌きが硬めだった中間があったし、1週前の反応が一息だったのも気に懸かる。追い切りでは1F11.9秒をマークしたほどで、態勢が整ったとの結論を引き出せなくもないが、ソダシより距離延長に対する耐性で劣りそうな分、狙いは下げてみたい。

それならばアカイトリノムスメ
最後は脚色が同じになっての4着だった前走は鋭さ負けといった総括で。しかも、まだ華奢な面が見た目にあった段階での長距離輸送克服に非凡さが表れているではないか。
勿論、立ち上げが早かったのは、体力が格段にアップしている故で、2月からでも逞しさが目を瞠るほど増しているのだ。実際、追い切りの5F67.5秒からして楽走といったイメージで、これはより大きく体を使えるようになったが為。万能型だった母譲り、走り慣れた府中での2400mは格好に。

阪神ジュベナイルフィリーズでソダシを脅かしたユーバーレーベンも注目株。
3月、西下を目論んだが一頓挫あっただけに、二度叩いたことによる上積みは絶大だからだ。現に、間隔が詰まることによって良い意味でテンションをキープできているし、透けるような皮膚の薄さがあって活気を漲らせての併せ馬を2週にわたって消化とピークに。勿論、当距離になると使える脚は限定されるだろうが、その決め手には磨きがかかる筈。

ピタリと折り合えたフローラステークスでは着差以上の強さだったクールキャット
気が逸って失速した年明けの中山とは別馬と見做せるわけ。その落ち着き故、稽古が実になっている現状で、武豊が駆けつけた追い切りでは、5Fで3馬身前を行くパートナーをいつでも捕らえられるといった手応えに終始。そして、少々促した直線半ばからはストライドに一段と力が籠るフォームで抜群の推進力をアピールと、とどまるところを知らぬ。

フローラステークス組で見限れないのがウインアグライア

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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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