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競馬コラム

柴田卓哉:美浦追い切りレポート

2021年06月24日(木)更新

本格的夏競馬へ、大事な足掛かりとなる宝塚記念最新情報!



本格的夏競馬へ向けて、その大事な足掛かりとなる宝塚記念。

例年より上下の格差は歴然。その中、牝馬勢の鍔迫り合いという見方が大勢を占めるだろうし、それに逆らう必要もないのでは。
以前は、よほど傑出していなければ間に合わなかったのとは対照的に、16年のマリアライトを境に潮目が変わって前2年は牝馬に凱歌が上がっている。その極めつけ、クロノジェネシスに至っては夏冬のグランプリを連覇。

問題は、初の海外遠征直後といった点。しかし、そのドバイでは肉弾戦の渦中に放り込まれた挙句の惜敗。競り落とした3着、ラヴズオンリーユーが直後の香港でデアリングタクトを負かしたことでも価値は高まるわけ。
昨年は4月初旬の大阪杯から直行だったから、それとの比較で間隔として十分に取れたということに加え、放牧先で態勢を整えるパターンを踏襲。しかも、ここから逆算しての栗東入りは同様だし、追い日の本数も。というより、7F追いを1本交えている分、より濃密と言える上に、追い切りのラストが11秒台と、再現フィルムを見るが如く。
宝塚→有馬といずれもタフな馬場コンディションが強さを際立たせたのは確か。それでも、気持ち短い2000mの天皇賞・秋では高速決着になっても勝ち馬に迫っていたではないか。晴雨兼用で信頼度は高い。

これに迫るのは、やはりレイパパレ
デビュー以来の6連勝もさることながら、ピッチを落とさぬ逃げで後続を寄せつけなかった大阪杯には瞠目させられた。昨年の三冠馬2頭を圧倒したほどなら、世代トップに躍り出たとまで。勿論、リフレッシュするには十分な時間があった。入厩してからの本数を抑えるのは毎度のことで、直前が51.6秒、一杯追いでの自己ベスト更新とあれば充実一途と決めつけるしかない。

大阪杯組からもう1頭、モズベッロの2着をフロック視してはいけない。
有力処がレイパパレを捕まえに行った分、嵌ったといった印象だが、自身も長く脚を使っているし、最後の最後でもうひと伸びといった部分、道悪に依るだけと考えるべきではない。
元々、格下の身でGⅡ日経新春杯制覇といった離れ業をなし得たほど元値が高いし、復調途上だった昨年の有馬記念が底だったわけだから、そこからの上昇ぶりに一目置くのが妥当。昨年以上を目論んでも高望みにはならない。

逆に、4歳アリストテレスには魅力を感じない。

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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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