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競馬コラム

柴田卓哉:美浦追い切りレポート

2021年08月05日(木)更新

好メンバーのレパードステークス、勢いはメイショウムラクモにアリ!



漸く夏を迎えた時期だけに、GⅢとはいえ3歳限定ではOPに達していない馬が大半を占めるのは例年通り。とはいえ、今回で最も格上となるのは3勝クラスで、小粒な感は拭えない。勢い重視といった組み立てが妥当になるのでは。

メイショウムラクモに一日の長がありそう。
今季に入って1走ごとにパワーアップしているのは、昨秋から着用しているチークPだけが理由ではない。以前からのハードな稽古が実になっているから。
それに輪をかけたのが前走後。何と、輸送を控えた直前でさえ6F追いを敢行した上に、圧巻は3頭併せだった1週前。縦列の最後尾からから徐々に差を詰めて迎えた直線では、最外に進路を取って他2頭を置き去りにしての5F66.2秒。ひと回り体を大きく見せての動きは鬼気迫るとまで形容できる。
そもそも、先月の福島でレースの上がりが38秒に近かったのは、強気にも逃げ馬を潰しに行ったが為。にも関わらず、後続に7馬身差のワンサイドだったから驚くばかり。ローカル向きの機敏性を手に入れてのランクアップが明らかで、3月には1800mでのOP・伏竜S2着があるのだ。総合点でリードしているのは間違いない。

ライバルとしてまず挙げなくてはならないのがホッコーハナミチ
前走、前を射程に入れつつのレース運びから鮮やかに差し切った結果がレコードだったから掛け値なし。初勝利がデビューから3戦目だったことでも叩きながら調子を上げていくタイプなのだろう。けれども、今ひとつ弾けなかった2走前の距離に戻るのは気懸かりだし、小倉を見る限り、現状では高速ダートが必須に思える。

同じ関西馬、小倉経由も同様になるのがハンディーズピーク
将来を問うならばナンバーワンなのかもしれない。ただ、爪の不安によるブランクが長かったのに加え、攻め内容が前回時と変わらぬ。しかも、その前走が道中13秒台が2度の緩い流れ。恰好の稽古代わりと捉えられなくもない反面、経験値といった点で分が悪くなる。

それならばルコルセール

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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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