正月からの変則日程を経て、通常の土日開催に戻る週末のメインはGⅡのハンデ戦、日経新春杯。
トップハンデは分が悪い傾向にあると同時に、明け4歳がここ10年で7勝。つまり、ステラヴェローチェを値踏みするにあたってどちらを優先すべきか迷うところ。
しかし、昨年の三冠で悉く上位に絡んでいることに加え、有馬記念でも4着と実力は折り紙つき。無論、不良馬場の秋初戦から長丁場→暮れの連戦から来る反動が気にならないわけではないが、その足跡を思えば、むしろ57キロは恵まれたとさえ。主力から外すわけにいかぬ。
逆に、同世代のヨーホーレイクはダービー以来。
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柴田卓哉
SHIBATA TAKUYA
学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。