サマースプリントシリーズの第二弾となる北九州記念。
例年であればCBC賞に当て嵌まるとなれば、昨年に夏の中京、小倉のGⅢをブッコ抜いたジャスパークローネを尊重するのが筋。
今回は海外遠征を続けた後の一戦でそこからの立て直しが鍵に。勿論、坂路で攻める森厩舎で時間をかけての調整には納得が行く。しかし、昨年が年明けから使い込んで夏場にピークを迎えたのとは逆に、今回はここが今後に向けてのステップになりそう。58.5キロのハンデを含め、常識的には様子見が妥当になる。
経験や底力より勢い重視が成り立つのがローカルで、開幕週となればその傾向に拍車がかかりそう。そう、軽量を追い風に容易く止まらぬのが3歳ということで、まずはピューロマジック。
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柴田卓哉
SHIBATA TAKUYA
学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。