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競馬コラム

柴田卓哉:美浦追い切りレポート

2025年03月27日(木)更新

高松宮記念、スケールアップ、サトノレーヴ絶好!



今週の高松宮記念は、スプリント路線の頂点を目指す一戦であると同時に、その勢力図が長らく滞っている点も目のつけどころに。
実際、昨年のワンツーが青写真通りに駒を進めてきたのなら、その2頭を尊重しないわけにはいかぬ。

昨年、ビッグタイトルを手にしたマッドクールは、1F長い前哨戦の阪神カップで、行きたい馬を先にやって前を窺う味なレース振り。結果的には勝ち馬の決め手に屈したが、あくまでもここへのステップに過ぎなかったし、昨年より間隔が詰まってもなお、鍛錬の度合いをアップさせてきた。
過程を振り返れば、昨年より栗東での始動が早かったことで、1週前のコース追いが当時より2.0秒近く速い6F78.9秒。終い重点だった追い切りの坂路もルーティーンとなれば、首位争いから外す理由は見当たらなくなる。

それでも、当レースでの2着2回を含め、GⅠではもうひと押しが利かぬナムラクレアをより上位に。

阪神カップでの鮮やかな差し切りだけでなく、脚を温存する戦法に転じた昨秋からの進境がめざましいから。
実際、2走前に上がり最速とその萌芽が見えた上に、桁違いの伸びだった前走は迫力満点。更に、昨年は2月に一叩きしての参戦だったのに対し、ここから逆算して暮れの始動だったことで、ラストまでの4週がいずれも速い時計で十分な負荷をかけられたのだ。
坂路オンリーのパターンに戻してから確実にギアが上がった昨秋からの経緯を含め、上積みしかない。悲願達成に待ったなし。

香港で11着と振るわなかったルガルの巻き返しは必至。

そこでは、出遅れがあって流れに乗れず終いと、初の海外遠征で経験不足が露わになったと総括できる分、度外視すべきだからだ。昨年は骨折の憂き目に遭ったゆえの大敗だけにコース適性の問題ではなかったし、そこからぶっつけで臨んだスプリンターズステークス制覇は底力のなせる業。
けれども、その2走前は、前半3F32.1秒で飛ばす馬がいたイレギュラーな展開で、縦長になる中、プレッシャーのないまま進められた上に、抜け出すタイミングも絶好と嵌った感も。

それならばサトノレーヴ


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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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