ブレイキングドーン | |||
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牡3・中竹和也 (栗東) | |||
父 | ヴィクトワールピサ | 母 | アグネスサクラ (ホワイトマズル) |
馬主 | 前田幸貴 | 生産者 | 高昭牧場 |
この馬はヴィクトワールピサ×ホワイトマズルという配合なんだけど、本来、この2頭の掛け合わせであれば、言葉は悪いけど「野暮ったい」馬が出るのが普通。
ところが、この馬はめちゃくちゃシャープな馬で、全く血統を感じさせない。いい意味で、ヴィクトワールピサっぽくないんだよね。
それだけに今後どういうレースを見せてくれるのか、個人的にかなり興味があるんだ。
ブラストワンピース | |||
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牡5・国枝栄 (美浦) | |||
父 | ハービンジャー | 母 | ツルマルワンピース (キングカメハメハ) |
馬主 | シルクレーシング | 生産者 | ノーザンファーム |
グランプリに勝った馬を挙げるのは反則かもしれないけど、今回は別の意味で強調しておきたいことがある。
鞍上の池添君が言い続けていたように、素質的にGⅠ級であるのは明らかなんだけど、なにせ「ゆるゆるハービンジャー」の典型で、本格化に時間がかかると思っていたんだ。
実際、この馬もまだ本格化はしていなくて、本当に良くなるのは4歳秋以降だと思っている。
その意味では、今回の有馬記念は「ハマった感」があり、まだまだ完全には信用しきれない点が多い。不器用さは相変わらずだし、コースや流れによっては、今後「不発」に終わるレースも十分考えられる。
岡田牧雄
OKADA MAKIO
父の立ち上げた牧場を引き継ぎ、岡田スタッドと改称。以来、マツリダゴッホ、スマートファルコン、サウンドトゥルーのGIホースを含む、数々の重賞ホースを生産している。スプリンターズSを制したスノードラゴンなど年間70〜80頭を所有する大馬主でもある。ビッグレッドファーム代表の岡田繁幸氏は実兄である。