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競馬コラム

岡田牧雄の太鼓判

2020年04月01日(水)更新

今年もディープ産駒に大物誕生サトノF

岡田牧雄の太鼓判1頭目

サトノフラッグ
サトノフラッグ
牡3・国枝栄 (美浦)
ディープインパクト バラダセール
(Not For Sale)
馬主サトミホースカンパニー 生産者ノーザンファーム

未勝利~1勝クラスの連勝の内容から、「タダ者ではない」と思っていたが、弥生賞でついにそのベールを脱いだ。

いわゆる「典型ディープ」で、瞬発力に優れている。ディープ産駒は春のクラシックたけなわの時期に、能力をグンと跳ね上げる傾向があるが、この馬もまさにそんなタイプ。弥生賞の勝ち方は正攻法で文句ナシだったし、本番でコントレイル、サリオスに好勝負を挑めるかもしれない。

なお、血統的には母の父ノットフォーセールがポイント。一昨年の2歳牝馬チャンピオンダノンファンタジーと同じ配合で、ディープとの相性がかなりいいと見た。

岡田牧雄の太鼓判2頭目

ガロアクリーク
ガロアクリーク
牡3・上原博之 (美浦)
キンシャサノキセキ ゴールドレリック
(Kingmambo)
馬主水上行雄 生産者笠松牧場

スプリングSは個人的には“まさかの勝利”という印象。私の見方としては、ヴェルトライゼンデ騎乗の池添君のミスで後続を待たずに自分で勝ちにさえ行けば、何事もなかっただろう(もちろん本番を見越しての騎乗ということもあるのだろうが…)。

ただし、ガロアクリークは決して弱いわけではない。

鬐甲(きこう)の張り(※)、首の抜け方、肩の張りと、パーツそれぞれがかなりのものなのだ。特に強調したいのは肩の長さ。あれだけ長いのは、心肺機能が優れている証拠だ。
もう一つの強調点は、父がキンシャサノキセキでありながら、良い意味で父に似使わない馬ということ。フットワークからして、全くキンシャサが出ておらず距離の融通が利きそうなタイプ。恐らく、母の父キングマンボの影響が強いのだろう。


※鬐甲とは馬の首と背中の間にある骨の膨らみのこと

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岡田牧雄

OKADA MAKIO

父の立ち上げた牧場を引き継ぎ、岡田スタッドと改称。以来、マツリダゴッホ、スマートファルコン、サウンドトゥルーのGIホースを含む、数々の重賞ホースを生産している。スプリンターズSを制したスノードラゴンなど年間70〜80頭を所有する大馬主でもある。ビッグレッドファーム代表の岡田繁幸氏は実兄である。

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