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競馬コラム

岡田牧雄の太鼓判

2020年04月15日(水)更新

【岡田牧雄氏・特別手記】祝!デアリングタクト桜花賞制覇

競馬JAPANファミリーの一員、岡田牧雄氏が代表を務めるノルマンディーサラブレッドレーシング所属のデアリングタクト号が、先週の桜花賞で見事優勝!

強い降雨の中、行われたレースは、直線で唯一1頭だけ鋭い末脚を繰り出し、前を行く2歳女王レシステンシアを捉え切りゴール。ゴールの瞬間は、我々スタッフも大いに沸きました!

そこで今回の「岡田牧雄の太鼓判」は特別版としまして、レース直後に岡田牧雄氏から頂いた特別手記を掲載。競馬JAPANコンテンツ内で語られる桜花賞制覇の裏側、そして、注目の次走についても触れておりますので、ぜひご覧下さい。


岡田牧雄の太鼓判1頭目

デアリングタクト
デアリングタクト
牝3・杉山晴紀 (栗東)
エピファネイア デアリングバード
(キングカメハメハ)
馬主ノルマンディーサラブレッドレーシング 生産者長谷川牧場

デアリングタクトは長谷川牧場の生産馬なんだけど、この長谷川文雄さんという方は、以前柏台牧場(スーパークリークなどを生産)の場長をしていた人物。その柏台牧場が後継者不在で閉鎖された(現在、柏台牧場は日高社台ファームになっている)ため、長谷川さんが自分で牧場を開いたという経緯があるんだ。

で、その長谷川さんがデアリングダンジグ(デアリングタクトの3代母)の血統に惚れ込んでいて、デアリングダンジグの孫にあたるデアリングバードを、繁殖セールで手に入れ、1年目にサウスヴィグラス、2年目にエピファネイアと交配。その2年目のエピファネイア産駒がデアリングタクトになるわけだ。そして、私がセレクトセールで1300万弱(1296万円)で購入し、ノルマンディー所属として募集したという流れだね。

デアリングタクトについては、育成時代からかなり期待していたんだよ。なにせ、併せ馬をしても負けたことがないっていう、抜群の動きを見せていたからね。それだけに、新馬戦に勝った時は、「これは」と思ったんだけど、クラシックを意識したのはエルフィンSに圧勝したとき。当時の京都(時計の掛かる状態)で、1.33.6秒の好時計で圧勝したからなあ……。

ただ、本番にたどり着く前に、管理調教師の杉山さんと意見の食い違いがあったんだ。私としては、キャリア2戦なんで、「とりあえずTRを叩いてから」って考えてたんだけど、杉山さんはガンとして譲らない。しかも、「あの馬はぶっつけ云々のレベルじゃないですよ」って豪語してたくらいだからなあ。そこまで言われたら、こっちとしてはうなずくしかない。結局ぶっつけになったわけだけど、御覧の通りの圧勝。これはもう、杉山さんには脱帽するしかない。感謝、感謝だよ。

ただ、レース中にヒヤッとするシーンがあった。向こう正面で前がカットされ、ズルッと下がる場面があったからね。しかも、逃げ、2番手のスマイルカナ、レシステンシアが3、2着って前残りの展開だったから、4コーナーあたりでは「これは厳しいかも」と感じたほど。ところが、差し・追い込み馬が壊滅状態の中、デアリングタクトだけが力強く追い込み、最後は豪快に差し切ってしまった。本当に「強かった」の一言だね。

次は言うまでもなくオークス。これまでマイルしか経験してないけど、距離が延びても全く問題ないタイプだし、これで最高の形でオークスに向かうことができる。

岡田牧雄

OKADA MAKIO

父の立ち上げた牧場を引き継ぎ、岡田スタッドと改称。以来、マツリダゴッホ、スマートファルコン、サウンドトゥルーのGIホースを含む、数々の重賞ホースを生産している。スプリンターズSを制したスノードラゴンなど年間70〜80頭を所有する大馬主でもある。ビッグレッドファーム代表の岡田繁幸氏は実兄である。

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