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競馬コラム

岡田牧雄の太鼓判

2022年09月01日(木)更新

岡田牧雄氏イチオシの2歳馬をご紹介!

岡田牧雄の太鼓判1頭目

リバティアイランド
牝2・中内田充正(栗東)
ドゥラメンテ ヤンキーローズ
(All American)
馬主 サンデーレーシング 生産者 ノーザンファーム

パドックを見た時点ではそれほどの馬とは思えなかったし、キッチリ仕上げてきた感じでもなかったので、「前評判ほどではないな」と思ったのだが、レース内容に唖然としてしまった。中団待機策で直線で仕掛けると、あっという間に前を交わし去ってしまったのである。しかも、上り3ハロンは31.4秒。いかに上がりの速い新潟とはいえ、これは異常だ。

素晴らしい瞬発力の持ち主で、更なる伸びしろも見込めるし、かなりの逸材といえる。これまでデビューした3歳では、ラヴェルが1番と見ていたのだが、この馬は双璧といえる存在だ。





岡田牧雄の太鼓判2頭目

フェイト
牡2・矢作芳人(栗東)
リアルスティール サンタフェチーフ
(Wiesenpfad)
馬主 藤田晋 生産者 ノーザンファーム

とにかく柔らかい馬である。いや、柔らかすぎてクニャクニャといってもいい。それだけに、デビュー戦は半信半疑だったのだが、ゴーサインを出されると直線でグングン伸び、後続を5馬身もちぎってしまった。クニャクニャで馬が完成していないので、当然ながら伸びしろも大きいはず。

私自身、リアルスティールはそれほど好みではないのだが、この馬はかなりの素材と言えよう。

岡田牧雄

OKADA MAKIO

父の立ち上げた牧場を引き継ぎ、岡田スタッドと改称。以来、マツリダゴッホ、スマートファルコン、サウンドトゥルーのGIホースを含む、数々の重賞ホースを生産している。スプリンターズSを制したスノードラゴンなど年間70〜80頭を所有する大馬主でもある。ビッグレッドファーム代表の岡田繁幸氏は実兄である。

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