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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2019年05月11日(土)更新

東京&京都は今週からコース替わり!

今週末は3場とも高気圧に覆われておおむね晴れ。土曜の府中は南の高気圧から暖湿気が吹き込むので夕立の可能性があるが、降らない可能性のほうが強いかな? 日曜の新潟は北北西の風がやや強そうだが、コースに対しては横風になる。


【東京芝】


■乾き気味の張り詰めた速い芝、やや内有利、先行差し互角


《今週からBコース》

先週は火曜に20.5ミリ、水曜に15ミリ降り、水曜・金曜は晴れた。気温が上がったためよく水はけして土曜は乾き気味の芝で行われたが、3時過ぎあたりにいきなり雹が降ってきて10R以降が中止になった。土曜の降水量は16.5ミリだった。日曜は5Rまで稍重で、8R以降良に回復した。時計は0.7秒前後速かった。

日曜の含水が高めだった割に芝が飛んでるような様子はあまりなかった。とはいえ先々週に引き続き今週も外差し傾向だったことは無視できない。やはりAコースは使用頻度が高いので、オーラスが近くなると見た目以上にデコボコ感が出るのかもしれない。

今週からBコース替わりになる。毎年春のBコースは内有利になることが多い。今期のBコースは秋の競馬で6日間使われたが、そのとき内の馬の好走がかなり目立っていた上に、気温が上がって芝自体の強度が上がっている。今週からダービー週まで内有利に振れる可能性が高い。

先週の土曜に16.5ミリ降って以降雨が降っておらず、おおむね晴れて気温も高い日が続いた。その分連日散水しているが、時計面ではそれほど遅くならないだろう。土・日とも乾き気味の良を想定し、1.3秒前後速い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。


今週のG1はヴィクトリアマイル。1着賞金は1億500万円で、3歳G1を除けばG1としてはいちばん安いグループに属する。安田記念のステップレースと考えることもできるが、安田記念の賞金も1億1000万円でそれほど変わらない上、今年は安田記念にアーモンドアイが参戦することから、全馬ここが目一杯と考えてよさそう。

このところのG1には確固たる中心がいたのに対して、このレースは中心不在。ステップレースの阪神牝馬Sの1着馬ミッキーチャーム◎も土曜朝時点で7番人気。前々走の中山牝馬Sの敗因が「長距離輸送」かと疑われているのか。たしかに陣営もそのようにアナウンスしているが、だがこの日のミッキーチャームは1角進入時に内に入るのを嫌がり、外を回るなどチグハグなレースぶりで、長距離輸送だけが敗因とは決めつけられない。

秋華賞はアーモンドアイの0.2秒差2着。しかも前で残ったのはこの馬だけ。それだけで十分本命視するだけの価値がある。

相手筆頭はクロコスミア。以下ラッキーライラック、アエロリット、アマルフィコースト、レッドオルガ、カンタービレ。



【東京ダート】


■目一杯乾いて力の要るダート、やや外有利、先行差し互角


先週は火曜に20.5ミリ、水曜に15ミリ降り、水曜・金曜は晴れた。だが中間の降雨の影響が残って土曜の1~7Rは稍重、9Rのみ良で行われた。(天候不良で12Rは中止になった)。土曜は1秒前後速い時計だった。日曜は1・2Rが不良、それ以降は重で行われ、2秒前後速い時計になった。

今週は1週間ほぼ晴れで気温が高い日が続いた。土曜は目一杯乾いたダートになるハズで、0.6秒前後遅い時計を想定する。土曜に夕立がなければ日曜もそのままだが、土曜に夕立があった場合は日曜は含水多めの良または稍重を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【京都芝】


■乾いた状態のいい芝のコース替わり、内有利、逃げ・先行有利


《今週からDコース》

先週は月曜に9ミリ、火曜に12ミリ、水曜に3ミリ降った。土・日は乾き気味の良で、土曜は0.4秒前後速かった。日曜は1秒前後速かった。土曜より日曜のほうが芝は乾いていたが、ペースの速いレースが多かった影響もあったかもしれない。

今期の京都は遅いと言われてきたが、4月の開催からはぐっと速くなっている。気温が高くなって芝に張りが出ているのと、路盤も適度に踏み固められて4月の開催が速くなる傾向は例年ある。強い雨に1回降られると時計が落ち着くのだが、今週はコース替わりの上に、気温もさらに上がって、さらに速くなると考えてまず間違いなさそう。

今週は月曜から火曜にかけて3ミリ降ったが、その後は晴れた。週末もよく晴れそう。週末に散水することを織り込んだ上で、乾き気味の良を想定し、1秒前後速い時計を想定する。内有利、逃げ・先行有利。




【京都ダート】


■乾いていてやや力の要るダート、やや外有利、先行差し互角


先週は月曜に9ミリ、火曜に12ミリ、水曜に3ミリ降った。土・日はやや乾き気味の良で、土・日とも0.1秒前後遅い時計だった。

今週は月曜から火曜にかけて3ミリ降ったが、その後は晴れた。先週より乾いたダートになるハズで、土・日とも0.6秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【新潟芝】


■シーズン末期の多少デコボコで乾き気味の芝、内外互角、先行差し互角


《Bコース3週目》

先週は火曜に3.5ミリ、木曜に0.5ミリ降り、土・日は晴れた。土・日とも乾き気味の芝で、土曜は0.2秒前後遅く、日曜はタイム差なし前後の時計だった。

新潟は夏前に芝の張り替えをするので、今の芝がシーズン末期。また気温の上がりが遅いので野芝もまだ回復途上。そのため同時期開催の他場の時計が速くなりがちなのと逆に、新潟の時計は毎年やや遅め。芝も外のほうがいいが、先週の競馬を見ると馬群全体が外に持ち出していたので、内の馬だけが芝の悪いところを通らされる心配はそれほど要らない。

今週は月曜に8ミリ降ったが、その後も毎日散水している。先週並の速さにコントロールされていると考えて、土・日とも晴れの良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する、内外互角、先行差し互角。



【新潟ダート】


■乾き気味でやや時計がかかるダート、内外互角、やや逃げ・先行有利


先週は火曜に3.5ミリ、木曜に0.5ミリ降り、土・日は晴れた。土曜は良で0.2秒前後遅い時計だった。日曜はタイム差なし前後の時計だった

今週は月曜に0.8ミリ降った。週末はよく晴れて気温も上がりそう。土・日とも良で0.2秒前後遅い時計を想定する。内外互角、やや逃げ・先行有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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