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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2019年12月28日(土)更新

ホープフルステークスなどの馬場予想

土曜は西高東低の典型的な冬型の気圧配置になる。上り坂の天気なので崩れる心配がない。中山、阪神ともほぼ晴れそう。2場とも弱い北風(中山はG前直線で向かい風、阪神は斜め向かい風)が吹きそう。

ちなみに東京大賞典が行われる翌日曜の大井の天気もほぼ晴れ。風はゴール前直線で弱い斜め向かい風になりそう。


【中山芝】


■内目が軟らかくなっている。直線で外に出せる馬が有利、やや外有利、やや差し有利


《Aコース5週目》

先週は火曜に1ミリ降っただけ。土曜は曇り、良で、0.2秒前後速い時計だった。日曜は朝から降るか・降るまいか…みたいな微妙な曇りが続き、最終レース近くなって雨が本降りになった。馬場発表は最後まで良だったが、有馬記念の前あたりから細かい雨にさらされて少し緩んでいた感じはあった。1日を通じて0.1秒前後遅い時計だった。土・日とも風は弱かった。

JRA-HPの写真を見ると、内のほうの緑色がさらに褪せている。極端に内が悪くなっているわけではなさそうだが、内めが幅広く傷んでいることはたしかで、ある程度内めが緩めであることも間違いなさそうだ。

今週は日曜の夕方から月曜の朝にかけて30.5ミリ降った。さらに金曜の朝に1ミリ降った。土曜は晴れそうだが、気温が低く、芝もある程度傷んでいるので水はけはよくないハズ。晴れ、含水多めの良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。風は強くないハズ。やや外有利、やや差し有利。



【中山ダート】


■やや含水多めも標準的な時計のダート、やや外有利、逃げ・先行有利


先週は火曜に1ミリ降っただけ。土曜は曇り、良で、0.4秒前後速い時計だった。日曜も曇り、良で、0.3秒前後速い時計だった。

中間の金曜にダートに凍結防止剤がまかれた。ここ3年、中山はほぼ同じタイミングで凍結防止剤がまかれている。凍結防止剤をまいたダートは最終的には時計がかかるようになるが、まいた直後から遅くなるわけではなく、翌週以降少しずつ遅くなっていく印象がある。ある程度かき混ぜられることで砂に粘りが出てくるのだと思う。今週はまいたばかりなのでまだそれほど遅くならないハズだ。

今週は日曜の夕方から月曜の朝にかけて30.5ミリ降った。さらに金曜の朝に1ミリ降った。土曜は晴れ、良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。風は強くないハズ。やや外有利、逃げ・先行有利。



【阪神芝】


■傷みが少なく、標準的含水の標準的速さの芝、内有利、逃げ馬注意・やや先行有利


《Bコース2週目》

先週は火曜に6ミリ、水曜に2ミリ雨が降った。土曜は曇り、良で0.4秒前後速い時計だった。日曜は曇り→雨で、10Rまで良、11Rが稍重になった。たぶん中山と同じように朝からぐずぐずした天気で徐々に遅くなっていったのだと思う。時計は9Rまで0.6秒前後速く、10Rが0.3秒前後速く、11Rはタイム差なし前後だったと考える。

先週「Bコース替わりで距離損なしの内の有利が勝る状態だろう」と書いたが、実際に直線で内を走った馬の好走が目立った。内はまだそんなに傷んでない様子だった。

今週は日曜に6ミリ、木曜に1.5ミリ、金曜に1ミリ雨が降った。雨量は少ないが気温が低いので水はけはそれほど良くないハズで、先週よりは多少含水がある状態だろう。土曜は晴れ、良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、逃げ馬注意・やや先行有利。




【阪神ダート】


■含水多めでやや速いダート、やや外有利、やや差し有利


先週は火曜に6ミリ、水曜に2ミリ雨が降った。土曜は曇り、稍重で0.2秒前後遅い時計だった。日曜は曇り→雨で、8Rまで良、12Rだけ稍重になった。1日を通じて0.8秒前後遅い時計だった。

今気が付いたのだが、11月の開催になってから時計が平均して0.2~0.3秒くらい遅くなっている感じ。たぶんインターバルの間に砂を足したかなにかしたのだろう。

また先週は外差しの決着が目立っていた。ダートはもともと外有利なところはあるが、暮れの競馬でペースが速くなりがちなために、差し馬に有利な流れになりやすいのかもしれない。

中山と違って連続開催ではない阪神はダートに凍結防止剤をまいていない。今週は日曜に6ミリ、木曜に1.5ミリ、金曜に1ミリ雨が降った。気温が下がっているので、この程度の降水でもそう簡単には水が抜けない。土曜は晴れ、稍重→含水多めの良という推移を想定し、0.3秒前後遅い時計を想定する、やや外有利、やや差し有利。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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