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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年01月25日(土)更新

アメリカジョッキーCC・東海ステークスなどの馬場予想

大陸の高気圧が本州付近に張り出している。だが高気圧のふちをめぐって暖湿気が南から吹き込み、気圧の谷もできている。九州の南には前線が停滞している。いろいろあって天気は不安定。

土曜の中山と京都は晴れ→曇り。小倉は開催中はおおむね曇りだが、夜になると雨が降ってきそう。

日曜の中山と京都は午前中雨が降る可能性がある。午後はおおむね曇り。小倉は降ったりやんだりの天気になりそう。


【中山芝】


■やや含水多めの傷みが固定した芝。外有利、やや差し有利


《Cコース4週目》

先週は水曜に13ミリ降り、土曜は早朝から降り始めてほぼ1日中雪混じりの雨が降った。土曜は雨→雪→小雨、稍重で2.6秒前後遅かった。日曜は晴れ、稍重で1.3秒前後遅い時計だった。

今年は東京オリンピックと京都競馬場に改修工事がある影響で開催時期の変更が相次ぐ。これまでだと今週から東京開催に移っていたが、今年はもう1週中山のCコース開催が続く。例年なら3週続く開催が1週増えただけかと思いきや、年初の中山はもともと2週目が3日間開催なので、今週2日間増えると9日間開催になる。厳冬期なのでこの変則ローテーションは芝への負担が大きい。

先週は土曜に雨が降ったこともあるが、それにしても時計が遅かった。いくら1日あたりのレース数が4レースに抑えられていても、先週の時点で芝の傷みは固定したと考えたほうがよさそう。

今週は水曜に0.5ミリ、木曜に4ミリ降った。土曜は晴れ→曇り、含水多めの良を想定し、1.2秒前後遅い時計を想定する。日曜は曇り、良を想定し、0.8秒前後遅い時計を想定する。芝が傷んでいるだけに午前中に雨が降った場合は早めに稍重化してかなり遅くなる可能性もある。外有利、やや差し有利。



【中山ダート】


■凍結防止剤の効果で気持ち時計のかかるダート、外有利、やや先行有利


先週は水曜に13ミリ降り、土曜は早朝から降り始めてほぼ1日中雪混じりの雨が降った。土曜は晴れ、稍重でタイム差なし前後の時計だった。日曜も晴れ、稍重で0.3秒前後速い時計だった。

先週も書いたが、中山ダートは凍結防止剤を昨年27日にまいている。目立つほど時計が遅くなっていないが、先週は稍重にしてはタイム差なしと、あまり速くならなかった。0.5秒程度遅くなっていると考えることにする。

今週は水曜に0.5ミリ、木曜に4ミリ降った。土曜は晴れ、稍重を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。日曜は曇り、良を想定し、0.3秒前後遅い時計を想定する。午前中に雨が多少降る可能性もあるが、凍結防止剤がまかれているのでそう速くはならないだろう。外有利、やや先行有利。



【京都芝】


■ダメージを受けた真冬の芝で時計がかかる。内外互角、やや先行有利


《Aコース4週目》

先週は火曜に0.5ミリ、金曜にも降水量が記録されない程度の小雨が降った。土曜は雲が多めの晴れ、稍重→良で、2.2秒前後遅かった。日曜は晴れ→曇り、良で、1.5秒前後遅かった。

JRA-HPに「コース全体の内側および正面直線の広い範囲に傷みがあります」と書いてある。京都の芝は開催前にシート養生したため、洋芝がよく伸びているが、実際は耕されて全体が軟らかめな状態になっている様子で、時計がかなりかかっている。また上りがかかるせいか前残りが目立っている。

今週は木曜に19.5ミリ降った。芝が傷んでいるので水はけが悪そう。土曜は晴れ、含水多めの稍重を想定し、2.5秒前後遅い時計を想定する。日曜は曇り、含水多めの良を想定し、2秒前後遅い時計を想定する。日曜の午前中に雨が降った場合は早めに稍重化してさらに遅くなるハズ。内外互角、やや先行有利。




【京都ダート】


■凍結防止剤入り(仮定)でやや遅い力の要るダート、やや外有利、やや先行有利


先週は火曜に0.5ミリ、金曜にも降水量が記録されない程度の小雨が降った。土曜は晴れ、稍重で0.7秒前後遅かった。日曜は晴れ→曇り、良で、0.3秒前後遅かった。

先週はスローペースが多かったこともあって内の馬の好走が目立ったが、今時分のダートなら外有利がセオリーのハズ。先週の結果はたまたまとみなす。

今週は木曜に19.5ミリ降った。土曜は晴れ、先週よりやや含水多めの稍重を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。日曜は曇り、稍重→良を想定し、0.3秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【小倉芝】


■含水多めで傷みが急速に進行中の芝、内外互角、先行差し互角


《Aコース2週目》

先週は火曜に8ミリ降り、さらに土曜は一日中小雨模様で3.5ミリ降った。土曜は小雨、9Rまでが稍重、それ以降が重で、3~5Rは0.8秒前後遅く、それ以降のレースは2秒前後遅い時計だったと考える。日曜は曇り、重で、2.4秒前後遅い時計だった。

土曜の雨量は少なかったが、厳冬期の雨は影響が大きい。また小倉は冬時期でも芝のレースが多いので、含水が多い芝でレースすると芝の傷みが早い。

小倉は、昨年の2回小倉終了後に芝を1700㎡張り替えた。張り替えたことで芝がよくなっているかと思ったが、普通なら張り替えない時期に張り替えていることを疑うべきだったかもしれない。洋芝はよく生え揃っているが、先週重で2日間、7~8レースずつ消化した影響も残っているハズだ。

今週は水曜に19.5ミリ、木曜に18ミリ降った。土曜は晴れ→曇り、含水多めの稍重を想定し、2秒前後遅い時計を想定する。土曜の開催終了後から雨が降り出しそうで、日曜は降ったりやんだりの天気になりそう。重以上を想定し、2.5秒以上遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【小倉ダート】


■含水多めだが真冬のやや遅いダート、やや外有利、先行差し互角


先週は火曜に8ミリ降り、さらに土曜は一日中小雨混じりのはっきりしない天気で、朝のうちと午後に合計3.5ミリ降った。土曜は曇り→小雨、7Rまで稍重、10Rが重で、0.1秒前後速い時計だった。日曜は曇り、重で0.4秒前後速かった。

土日とも重にしては遅い時計だが、レベルが低かった感じもある。凍結防止剤が入っていると邪推するにはもう少し様子を見ることが必要だ。

今週は水曜に19.5ミリ、木曜に18ミリ降った。土曜は晴れ→曇り、重を想定し、1秒前後速い時計を想定する。日曜は小雨、不良を想定し、1.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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