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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年02月01日(土)更新

根岸ステークス・シルクロードステークスなどの馬場予想

週の後半にこの冬一番の低温の日があったが、週末になって気温がまた上がっている。大陸にあった高気圧が南シナ海に降りてきて西高東低が崩れたため、寒気の吹き込みが弱くなったらしい。

東京は土・日ともほぼ晴れ。京都は晴れたり曇ったり。小倉はほぼ晴れ。


【東京芝】


■芝の状態よいが、軟らかめでそこそこ時計がかかる、やや内有利、やや先行有利


《Dコース1週目》

今年は東京オリンピックと京都競馬場に改修工事がある影響で開催時期の変更が相次ぐ。例年なら1回東京は先週から始まっていたが、今年は今週からになる。コースはDコースが使われる。

昨年4回東京は天候に恵まれて芝の状態が非常によかった。JCのあった5回東京の最終週は金~日に合計100ミリ弱の降水があり不良の競馬になった。Cコースの芝はかなり軟らかい状態だったが、それまでの貯金があって芝がよく、馬群は内を避けてはいなかった。また10R・11Rとも内ぴったりを走った馬が連対していた。

その後寒冷紗をかけて養生した。例年と比べると気温が高めなこともあり、洋芝がよく伸びているハズ。また前述したような理由で、ベースの野芝の状態も今の時期にしてはかなりいいハズ。ある程度速かったとしても不思議ではないが、毎年1回東京初週のDコースの時計はあまり速くない。

今週の水曜は最低気温が7℃と4月並みの暖かさになり、このまま温暖化に突っ走ってしまうのではないかと心配してしまうほどだった。木曜の午後に気温が下がり、寒いけれどちょっとほっとしたものの、週末はまた気温が上がりそうだ。今週は月曜に4.5ミリ、火曜に46ミリ、水曜に20ミリと、かなりの量降った。だが木曜、金曜は晴れ、芝の状態がいいので水はけは早いハズ。土曜は晴れ、やや含水多めの良を想定し、0.3秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、良を想定し、0.6秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



【東京ダート】


■凍結防止剤をまいた時計がかかるダート、やや外有利、先行差し互角


今週は週半ばまで気温が高かったが、木曜の午後から気温が下がり、ダートに凍結防止剤がまかれた。もし気温が下がったのが先週だったら、凍結防止剤をまいた記載がJRA-HPからなくなるので、また不安に思いながら仮定の話を続けねばならないところだった。個人的にはかなりほっとしたが、現在の気温から見て、念のため程度の分量しかまいてないと思う。0.5秒程度遅くなると見込む。

月曜に4.5ミリ、火曜に46ミリ、水曜に20ミリ降った。土曜は晴れ、稍重を想定し、0.3秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、良を想定し、0.6秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【京都芝】


■Bコースになって内の芝がよくなる。内有利、やや先行有利


《今週からBコース》

先週は木曜に19.5ミリ降った。土曜は雲が多めの晴れ、稍重で、1.8秒前後遅かった。日曜は曇り、良で、1.6秒前後遅かった。

京都は昨年の4回開催の前半、Aコースが使われていたときに毎週雨に降られ、Aコースの内側の芝がかなり傷んだが、Bコースに移って以降は天候に恵まれて芝が維持された様子。5回京都が終わってから寒冷紗をかけて養生し、洋芝を育てた。

1回京都では芝の見かけはよくなったものの、使われたAコースは野芝のベースがかなり傷んでいたらしく、時計がやたらかかっていた。

今週からBコースになる。昨年の5回京都でもBコースになると時計がかなり速くなった。同じことがやや控えめに今回も繰り返されるのではないか。先週のレースを見ても一番傷んでいたのは直線の最内だったが、その部分がカバーされる影響は大きそうだ。

今週は月曜に4ミリ、水曜に2.5ミリ降った。土曜は晴れまたは曇り、良で、0.3秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れまたは曇り、良で、タイム差なし前後の時計を想定する。内有利、やや先行有利。




【京都ダート】


■やや遅い力の要るダート、やや外有利、やや先行有利


先週は木曜に19.5ミリ降った。土曜は雲が多めの晴れ、重で、1.3秒前後速かった。日曜は曇り、重で、0.3秒前後速かった。

木曜に19.5ミリ降ったにしても、日曜まで重が続くのは、かなり水はけが悪くなっているシルシかもしれない。馬場改修直前なのでこれは仕方ないところ。

調べてみたら京都は関東以上に気温が高い日が多かった。とりわけ1月に入ってからは最低気温が氷点下に下がったことがなかった。京都は盆地なので冬は寒いと思い込んでいたので結構意外だった。

暮れの段階でダートに凍結防止剤をまいていたハズだ、という仮定のもとに話を進めてきたが、先週の時計はソコソコ速かった。凍結防止剤がまかれていたとしても、雨で流れた可能性があると思う。

今週は月曜に4ミリ、水曜に2.5ミリ降った。土曜は晴れまたは曇り、稍重→良でタイム差なし前後の時計を想定する。日は晴れまたは曇り、良で、0.3秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【小倉芝】


■全体に傷みが広がっている軟らかめの芝、内外互角、先行差し互角


《Aコース3週目》

先週は水曜に19.5ミリ、木曜に18ミリ降った。土曜は晴れ→曇り、稍重で2.3秒前後遅い時計だった。土曜の開催後に雨が降り始め、日曜の開催開始までに16.5ミリ降った。日曜は曇り、重で、4秒前後遅かった。

先週も書いたが、雨量は少なくても厳冬期の雨は芝への影響が大きい。また小倉は冬時期でも芝のレースが多いので、含水が多い芝でレースすると芝の傷みが早い。とくに先週の日曜の時計は遅かった。このダメージは引きずりそうだ。

今週は月曜に39.5ミリ、火曜に4ミリ、水曜に0.5ミリ、金曜に2.5ミリ程度降った。雨が降らなくてもハッキリしない天気が多かった。土曜は晴れ、稍重→良という推移を想定し、1.8秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、含水多めの良を想定し、1.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【小倉ダート】


■含水多めのやや速いダート、やや先行有利、内外互角


先週は水曜に19.5ミリ、木曜に18ミリ降った。土曜は晴れ→曇り、重で1.5秒前後速い時計だった。土曜の開催後に雨が降り始め、日曜の開催開始までに16.5ミリ降った。日曜は曇り、不良で、1.2秒前後速かった。

1週目は少し時計が遅いかな、と思ったが、先週の時計から凍結防止剤の使用はないことがことがわかった。気温を調べてみたら、1月になっても最低気温がおおむね5℃くらいで推移しているのだから、使う必然性もない。ちなみに小倉は九州といっても玄界灘に面していて、例年なら結構寒い日もある。1月なら氷点下になることも珍しくないのに、この暖かさは異常といえるのでは。

今週は月曜に39.5ミリ、火曜に4ミリ、水曜に0.5ミリ、金曜に2.5ミリ程度降った。土曜は晴れ、不良~重を想定し、1.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、稍重前後を想定し1秒前後速い時計を想定する。やや先行有利、内外互角。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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