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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年05月16日(土)更新

【ヴィクトリアマイルなど】今週の馬場予報

土曜は日本海側を気圧の谷が東進してきて列島を掃く。太平洋側では西から前線が伸びてきて、さらに前線上に低気圧が発生する。京都は前線の影響を受けて早朝から夕方まで雨が降りそう。東京も雨が強くなったり弱くなったりしつつ開催中降り続きそう。また土曜の東京は南風(ゴール前直線で向こう正面からスタンド側に吹き付ける横風)が強そう。新潟は気圧の谷の影響を受けて曇り、午後から夜にかけて夜に雨が降る可能性がある。

日曜は前線が南に離れるため、3場ともほぼ晴れまたは曇り。


【東京芝】


■Bコース移動 + 芝の根の張りがよくなり、やや速い芝、やや内有利、先行差し互角

《今週からBコース》

先週は月曜に1ミリ、火曜に0.5ミリ、水曜に4ミリ降った。土曜は曇り、標準的含水の良で0.5秒前後速かった。日曜は晴れ、乾き気味の良で0.6秒前後速かった。

土曜は芝の5レース中2レースがはっきりしたスローペースで、プリンシパルSはスローペース気味の上、出走メンバーのレベルが低めだった。そこで0.2秒ほど上げ底にしている。

Aコースを3週だけ使って、今週からBコースが使われることになる。2回東京が始まってからずっと晴れ・良の競馬が続き、Aコースはそんなに傷んでなかったし、馬群も内ぴったりを走っていた。東京のA→Bコースの移動は3mで、ほぼ馬2頭分くらいの幅になる。この移動で芝はかなりよくなる。

ここへきて夏並みに気温も上がって野芝の地下茎の張りも急速によくなっているハズ。土曜は雨予報だが、東京の芝の水はけは早く、土曜の夕方に雨が止むなら日曜の開催開始までに芝はかなり乾くハズ。

先週の水曜以来雨が降っていない。ただし土曜は開催開始と同時くらいに降り始めてずっと降り続きそう。良→稍重→重という推移を想定し、1.5秒前後遅い時計を想定する。また土曜の東京は南風(ゴール前直線で向こう正面からスタンド側に吹き付ける横風)が強そう。南風が吹くとゴール前直線ではダート側から飛んだ砂が内の馬にかかる。日曜は晴れ、含水多めの良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。






【東京ダート】


■粒度が細かめでやや速いダート、やや外有利、逃げ・先行有利

先週は月曜に1ミリ、火曜に0.5ミリ、水曜に4ミリ降った。土曜は曇り、乾き気味の良で、0.3秒前後速かった。日曜は晴れ、乾き気味の良で、0.6秒前後速かった。

先々週のダートがカラッカラだったのに対して、先週は中間にいくらか雨が降った。先週の原稿に「今週は先週よりは多少含水ありそうで、締まるというより砂が重くなって先週と比べれば多少遅くなる可能性がある」と書いたが、どうもその見立てが当たっていたようだ。

長いことあれこれ試行錯誤してきたが、ダートの時計を一元論で説明することは諦めたほうがよさそうだ。とくに砂が細かくなっている春のダートは、多少含水があったほうが砂が重くなって遅くなると考えたほうが説明がうまくいく。ただしじっくり濡れた重は締まってセオリー通り速くなるだろうし、さらに進んで不良になれば蹄が底づきするという理由でさらに速くなる。いろいろ微妙で、しょせんは結果論になるような気もするが。

先週の水曜以来雨が降っていない。ただし土曜は開催開始と同時くらいに降り始めてずっと降り続きそう。土曜は雨、稍重→重という推移を想定し、1.5秒速い時計を想定する。日曜は晴れ、重→稍重、という推移を想定し、1秒前後速い時計を想定する。やや外有利、逃げ・先行有利。




【京都芝】


■土曜はかなりの雨量がありそう、含水高めで軟らかく遅い芝、内外互角、先行差し互角

《今週からDコース》

先週は水曜に1.5ミリ降っただけ。土曜は曇り、乾き気味の良で、1.1秒前後速い時計だった。土曜の夜に2ミリ降り、日曜は曇り、良で、0.8秒前後速い時計だった。

気温の上昇とともに地下茎が張って、全体として芝は速くなっている。外見的には内外の差もそんなになさそうな感じだが、レースではやや外を走った馬のほうが伸びがよかったようだ。

Aコースは秋の競馬で雨が多く、Bコースは冬の競馬で雨が多かったため、Cコースは内がやや傷んでいた。そのため外のほうが伸びていた様子だった。Dコースは昨年の秋以来初めて使われるコースで、Cコース使用時の傷みは内に多少残っているにしても、先週までと比べれば内の状態はかなり良くなる。ただし土曜には雨予報が出ている。京都は目いっぱい路盤を軟らかくしている分、雨が降ると一気に時計がかかるようになる。

土曜は朝から雨が降りそう。重~不良を想定し、2秒以上遅い時計を想定する。土曜の雨は夕方にはやみそうなので、日曜は晴れ、稍重→良という推移を想定し、1.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【京都ダート】


■土曜にたっぷり降って底付きする速いダート、やや外有利、先行差し互角

先週は水曜に1.5ミリ降った。土曜は曇り、乾き気味の良で、0.7秒前後速い時計だった。土曜の夜に2ミリ降り、日曜は曇り、多少含水ある良で、0.1秒前後遅い時計だった。

今週の中間は雨が降ってないが、土曜の早朝から降り出し、一定量降りそう。土曜は不良を想定し、2秒以上速い時計を想定する。日曜は晴れ、稍重前後を想定し、1秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【新潟芝】


■春の新潟にしては野芝が成長していてやや速い芝、内外互角、先行差し互角

《Bコース2週目》

先週は火曜に4ミリ、木曜に3ミリ雨が降った。それに加えて連日散水していた。土曜は曇り、良で0.2秒前後遅かった。土曜の夜から日曜の開催開始までに2ミリ程度雨が降り、日曜は曇り、良で0.2秒前後遅かった。

先週のレースのパトロール映像を見ると、芝の色がまだらになっているように見えていた。新潟は地表が雪に覆われる期間があり、しかもオーバーシードのない野芝100%の芝なので、春は芝の伸びが遅い。そのため直前までシート養生するが、それでも間に合わずに、先週は芝刈りをしていなかった。そのため芝に花が咲いた(=穂が出た)のだろう。今週は芝刈りをしているので、たぶん緑一色の芝に戻るハズだ。また多少は芝の地下茎の張りもよくなってくるハズだ。

今週は月曜に0.5ミリほど降ってから雨が降っていない。土曜の午後に雨が降る可能性はあるが、ここでは降らないものと想定し、土曜は曇り、良を想定して、0.2秒前後速い時計を想定する。土曜の夜に降る可能性を考えた上で、日曜は曇り、やや含水多めの良を想定して、0.3秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【新潟ダート】


■乾き気味で標準的な速さのダート、やや外有利、やや逃げ・先行有利

先週は火曜に4ミリ、木曜に3ミリ雨が降った。土曜は曇り、良で0.1秒前後速かった。土曜の夜から日曜の開催開始までに2ミリ程度雨が降った。日曜は曇り、稍重で0.7秒前後速かった。

今週は月曜に0.5ミリほど降り、それから降っていない。土曜の午後に雨が降る可能性はあるが、ここでは降らないものと想定する。土曜は曇り、良を想定して、タイム差なし前後の時計を想定する。土曜の夜に降る可能性を考えた上で、日曜は曇り、含水多めの良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや逃げ・先行有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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