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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年05月30日(土)更新

【日本ダービー・葵ステークスなど】今週の馬場予報

太平洋の南に梅雨前線ができていて、日本海側と太平洋側に2つの高気圧がある。列島の上空には寒気があり、また太平洋側の高気圧のふちをめぐって暖湿気が流れ込む。土曜は高気圧に覆われているが、大気が不安定で雲ができやすい状態。東京はほぼ晴れ、ただし午後に夕立ちの可能性があるようだ。また南風(ゴール前直線で向こう正面からスタンドへ吹く横風)が吹きそう。京都はほぼ晴れそう。

日曜になると梅雨前線が西から列島に近づく(九州はそろそろ梅雨入りするかも…と言われている)。2つの高気圧は東に移動する。そのため東京はほぼ晴れ。京都は曇りで、まだ雨は降らなそう。


【東京芝】


■Cコース替わり+含水少なめ+地下茎も張って速い芝、やや内有利、やや先行有利

《Cコース1週目》

先週は火曜に36.8ミリ、水曜に3ミリ、金曜の早朝に0.5ミリ降った。土曜は曇りのち晴れ、含水やや多めの良で0.9秒前後速かった。日曜は晴れ、標準的含水の良で1.3秒前後速かった。

オークスの時計2分24秒4は、歴代オークスの中では遅いほうではないが、この日の時計からするともう少し速い時計が出てもよかった。ペースが若干遅いとはいえ、超Sというほどではなかった。3歳牝馬のレベルを若干疑いたくなる感じだ。

オークスの2・3着馬はいずれも内内を走った馬だった。Bコースの内内の芝はやや剥げているように見えたが、それでもしっかり地下茎が残っていたようで、走りやすさの面では見劣ってなかった。そのBコースは2週使っただけで、早くも今週からCコースになる。ところが最内から3m外は冬に4週間使われたDコースなので、今週のCコースは比較上最内2頭分くらいがとりわけよいことになる。

今週になって気温がぐっと上がり、先週より芝も乾くだろうし、地下茎の張りもさらに良くなっているハズ。ドスローにならなければ2分23秒台程度の時計くらいなら余裕で出そうだし、少しでもペースが遅くなれば33秒台より速い上りでないと勝てそうもない。

今週は木曜に1.5ミリ降っただけ。連日散水しているがこのところ気温が急激に上がっているので芝はかなり乾くハズ。土曜の午後に夕立がある可能性があるが、ここでは開催中には降らないものと考える。土曜は晴れ、乾き気味の良を想定し、1.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、乾き気味の良を想定し、1.2秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。






【東京ダート】


■粒度細かめでやや速いダート、やや外有利、先行差し互角

先週は火曜に36.8ミリ、水曜に3ミリ、金曜の早朝に0.5ミリ降った。土曜は曇りのち晴れ、稍重で0.2秒前後速かった。日曜は晴れ、含水多めの良で0.4秒前後速い時計だった。

今週は土曜は晴れ、乾いて砂が軽くなった良を想定し、0.6秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、乾いた良を想定し、1秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【京都芝】


■よく耕された、地下茎がよく育ったやや速い芝、内外互角、先行差し互角

《Dコース3週目》

先週は月曜に32.5ミリ、火曜に10ミリ降り、水曜以降は晴れた。土曜は晴れ、乾き気味の良で0.3秒前後速かった。日曜は晴れ、乾き気味の良でタイム差なし前後の時計だった。

京都の芝は軟らかいセッティングでここ数年の時計が平均的に遅い。昨年の秋から今年の冬はとくに遅かった。5月の開催になって多少速くなっていたが、5月16日の週に重で競馬したためか、また若干遅くなった。春には芝の地下茎が張るので、もっと速くなると思ったが、もともとが軟らかいので雨の競馬で耕されてしまったのか。今週はかなり乾きそうなので時計が持ち直すかもしれない。

先週はけっこう大きな馬番の馬も来ていたが、逃げ残りもあったし、内から伸びた馬も多かった。外差しになったとはいえない印象。

今週は火曜に3.5ミリ降った。土曜は晴れ、含水少なめの良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、含水少なめの良を想定し、0.3秒前後速い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【京都ダート】


■粒度細かめでカラカラに近い、やや速いダート、やや外有利、先行差し互角

先週は月曜に32.5ミリ、火曜に10ミリ降った。土曜は晴れ、標準的な含水の良で、1秒前後速かった。日曜は晴れ、やや乾き気味の良で0.6秒前後速かった。

春先のダートは一般に粒度が細かめになって速くなることが多いが、砂を頻繁につぎ足ししているのか京都はそれほど速くなってない。今週はかなりカラカラになるハズだが、砂がバラけやすくなり底付きしやすくなるためそんなに遅くなることはないと考える。

今週は火曜に3.5ミリ降った。土曜は晴れ、気温が上がっているので先週以上に乾いているハズで、カラカラに近い乾いた良を想定し、0.2秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、同じくカラカラに近い乾いた良を想定し、0.4秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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