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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年06月20日(土)更新

【ユニコーンS・函館スプリントSなど】今週の馬場予報

梅雨前線が東西に長く伸びて太平洋上に停滞している。東京と阪神は気圧の谷の影響で金曜に雨が降った。だが土曜は西から高気圧が近づき、天気が回復する。3場とも晴れそう。

日曜は列島全体が複数の高気圧に覆われる。ただし気圧の谷になる部分には雲ができやすい。阪神はほぼ晴れ。東京と函館は曇りがちな天気だが雨は降らなそう。


【東京ダート】


■土曜は含水多めの重で速いダート、日曜は稍重程度でやや速いダート、やや外有利、やや差し有利

先週は木曜に4.5ミリ、金曜の夜から開催開始までに約30ミリ降り、開催中にも25ミリ程度降った。土曜は雨、不良で1.6秒前後速かった。さらに土曜の開催終了後に5ミリ程度降り増しした。日曜は小雨→曇り、不良で、2.3秒前後速かった。

今週は木曜から金曜の夜までに40ミリ少々降った。土曜は晴れ、不良→重という推移を想定し、1.3秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、稍重を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや差し有利。






【東京芝】


■真冬の競馬で傷んでいたDコース替わりで、見た目ほど速くない芝、やや内有利、やや先行有利

《Dコース1週目》

先週は木曜に4.5ミリ、金曜の夜から開催開始までに約30ミリ降り、開催中にも25ミリ程度降った。土曜は雨、不良で5.3秒前後遅かった。さらに土曜の開催終了後に5ミリ程度降り増しした。日曜は小雨→曇り、不良で、2.8秒前後遅い時計だった。

先週土曜の午後のレース時はほぼ土砂降りに近かった。基本的に東京の芝は水はけがよいが、競馬の最中にあれだけ降れば水が抜けずに表面にたまる。年度の最終盤の今の芝の状態を考えると、5秒以上遅くなったのも納得だ。

今週からDコース替わり。だがDコースは真冬の開催で8日間みっちり使われた芝なので、Dコースに替わったからといって大して内がよくなるわけではない、と書こうと思ったが、昨年と一昨年の今時期のDコース替わり直後のデータを見直してみると、意外と内の馬が好走しているし、先行馬も残っている。やはりこの時期になると気温が相当上昇しているので、真冬に傷んだ芝もかなり回復するのかもしれない。

今週は木曜から金曜の夜までに40ミリ少々降った。土曜は晴れ、重→稍重という推移を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。日曜は曇り、良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。




【阪神芝】


■含水多めで内が軟らかめのやや遅い芝、やや外有利、やや先行有利

《Aコース3週目》

先週は水曜に5.5ミリ、木曜に20ミリ、金曜の午前中に1ミリ、夜に10ミリ程度降り、土曜は朝から小雨が降り続いた。稍重で0.8秒前後遅かった。日曜は朝に10ミリ程度降り、開催時は曇り時々晴れで雨は降らなかった。2Rのみ重、それ以降は稍重で、1.6秒前後遅かった。

あれだけの雨量があってこれくらいしかタイムが遅くならないということは芝がかなりしっかりしているというシルシだ。ただし土曜はけっこう内の馬が残っていたが、日曜は大きな馬番の馬の活躍が目立っていた。若干内のほうが掘れて軟らかくなったということなんだろう。その凸凹は開催終了後にある程度補正されたハズだが、今週も木・金で合計100ミリ近い雨が降っている。見かけはどうあれ内がやや軟らかくなっていると考えられる。

今週は木曜に34.5ミリ、金曜は1日中雨で60ミリ以上降った。土曜は晴れ、稍重→良という推移を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。




【阪神ダート】


■金曜までの雨の影響で含水高めでやや速いダート、内外互角、やや先行有利

先週は水曜に5.5ミリ、木曜に20ミリ、金曜の午前中に1ミリ、夜に10ミリ程度降り、土曜は朝から小雨が降り続いた。土曜は雨、不良で1.8秒前後速かった。日曜は朝に10ミリ程度降り、開催時は曇り時々晴れで雨は降らなかった。3・4Rのみ不良、それ以降は重で、0.8秒前後速い時計だった。

今週は木曜に34.5ミリ、金曜は1日中雨で60ミリ以上降った。土曜は晴れ、重→稍重という想定で、1.2秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、稍重→良という推移を想定し、0.8秒前後速い時計を想定する。内外互角、やや先行有利。




【函館芝】


■依然として状態のいい乾き気味の芝、やや内有利、逃げ馬注意・やや先行有利

《Aコース2週目》

先週は木曜に7.5ミリ降った。土曜は晴れ、良で0.9秒前後速かった。日曜は曇り、良で1秒前後速かった。

2018年を除いて函館の2週目(今週)の芝は雨に降られて遅くなることが多かった。少し気になって調べてみたら6月20日の雨の出現率は46.7%で、やはりかなり高め。だが今年は今週も雨が降らないようだ。芝の状態のよさはJRA-HPの写真からもうかがい知れる。緑が濃くて全然抜けているところがない。

今週は火曜に9.5ミリ降り、木曜に1ミリ降った。土曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、0.6秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、逃げ馬注意・やや先行有利。




【函館ダート】


■路盤の状態がよく基本的に速い。標準的含水の標準的時計のダート、やや内有利、逃げ・先行有利

先週は木曜に7.5ミリ雨が降った。土曜は晴れ、良で0.6秒前後速い時計だった。日曜は曇り、良で0.3秒前後速かった。

先週も書いたが、函館が小回りコースなのにもかかわらず、ダートの時計が比較的速いのは路盤の状態がよいからだと考える。というのは夏の函館開催はほんの6週間しかないのに、毎年砂を洗浄し、路盤の補修もちょこちょこやっている。他場に比べてコースの負担がかなり小さいハズ。

今週は火曜に9.5ミリ降り、木曜に1ミリ降った。土曜は晴れ、良を想定し、0.7秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、逃げ・先行有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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