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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年08月15日(土)更新

【関屋記念・小倉記念など】今週の馬場予報

今年はオホーツク高気圧の勢力が強く、東北地方の北部がまだ梅雨空けしていない。だがこの週末を境にオホーツク高気圧が東に移動し、北に低気圧が居座る典型的な夏の南高北低型と入れ替わりそう。

土曜は前線が東北地方を横切る。新潟は開催中は曇り~小雨、札幌は晴れ、小倉は晴れ。

新潟は土曜の開催終了後に本降りになりそうだが、日曜の新潟は曇り。札幌は晴れ、小倉も晴れそう。


【新潟芝】


■多少芝の傷みが進んだ程度で、標準的含水のやや速い芝、やや内有利、やや先行有利

《Aコース4週目》

先週の中間は金曜に2.5ミリ降っただけだったが、だが上空に前線が停滞していて土曜は早朝から降り始め、2時ごろは土砂降り、3時過ぎに小やみになった。7Rまで稍重、8R以降重になった。0.6秒前後遅かった。土曜は結局33.5ミリ降ったが、大部分開催前と開催中に降った。日曜は開催前に10ミリ少々降り、開催中に降ったりやんだりしながら7ミリ程度降った。不良で1.7秒前後遅かった。

先週は新潟にしては珍しい遅い時計だった。芝は向こう正面の内回り、外回りそれぞれの手前部分と、3~4コーナーの内が傷み、直線の傷みは内外均等な感じだった。今週は土曜の夜に雨が降りそう。もし日曜の馬場発表が稍重だったらある程度芝が傷んでいると考えたほうがよさそうだが、良発表なら芝の傷みはそんなに心配する必要がないハズ。

今週は水曜に10.5ミリ降った。土曜は曇りまたは小雨、含水多めの良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。土曜は西風(ゴール前直線で斜め向かい風)が強そう。土曜の夕方以降に前線が通過するため5ミリ程度の降水がありそう。日曜は曇り、良を想定し、0.3秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。






【新潟ダート】


■土曜は標準的速さのダート、日曜は速いダート、やや外有利、やや先行有利

先週の中間は金曜に2.5ミリ降っただけだったが、開催中に雨が降った。土曜は朝から雨になり、2時ごろは土砂降り、3時以降小やみになった。土曜は6Rまで重、10R以降不良で、2.3秒前後速い時計だった。日曜は開催前に10ミリ程度降り、開催中は降ったりやんだりだった。不良で、1.8秒前後速かった。

今週は水曜に10.5ミリ降った。土曜は曇り、標準的含水の良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。土曜は西風(ゴール前直線で斜め向かい風)が強そう。土曜の夕方以降に前線が通過するため5ミリ程度の降水がありそう。日曜は曇り、稍重~重を想定し、1秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。




【小倉芝】


■開幕が2週伸びてしっかり定着した乾き気味の野芝、内有利、逃げ・先行有利

《Aコース1週目》

オリンピックは延期になったが、今年の小倉はオリンピックの開催を見込んで2週分開催開始が後ろにずれた。その分通常なら4週開催の1回小倉が6週開催になっていたが、いつもより1週前に開催終了していたので、例年より3週間分インターバル期間が長かった。

今年の1回小倉の芝は例年より2~3秒遅かった。真冬の開催であるのに加えて週末が雨に当たることが多かった。また6週開催だったこともあって芝がボロボロになってしまったのだろう。それが影響して今年の芝の張り替えは28000㎡という大面積になった。

小倉の芝の張り替えは4年前13000㎡、3年前13800㎡、2年前18300㎡、昨年22000㎡で、昨年もすごい増えたと思っていたが、今年はさらにそれに上積みした。JRA-HPには「コース全周の内側と正面直線の全幅員」を張り替えたと書いてある。張り替え部分の芝は野芝100%なので、ほぼ全面が野芝になったと考えてよさそう。シャタリングとエアレーションをしているので、それなりに軟らかくなっている。とはいえインターバル期間が半年あり、しかも2週も開催開始が後ろにズレたわけだから、芝の状態の良さに疑う余地はない。最近の中央ではめったに見られない前が止まらない芝が出現しそう。

今週は火曜に11.5ミリ、水曜に27.3ミリ降り、その後は晴れた。土日とも晴れ、乾き気味の良を想定し、1.5秒前後速い時計を想定する。内有利、逃げ・先行有利。




【小倉ダート】


■乾き気味で標準的な時計のダート、内外互角、逃げ馬注意!・やや先行有利

小倉は1回開催が真冬の開催になるので凍結防止剤を使って時計が遅くなることが多かったが、この2年は暖冬の影響で凍結防止剤を使っておらず、また雨も多かったため、逆に冬の開催の時計が速かった。

今週は火曜に11.5ミリ、水曜に27.3ミリ降り、その後は晴れた。土曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。日曜も晴れ、やや乾き気味の良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、逃げ馬有利・やや先行有利。




【札幌芝】


■含水多めで軟らかくなりつつある洋芝、内有利、逃げ馬注意!やや先行有利

《Aコース4週目》

先週は月曜に4ミリ、火曜に0.5ミリ、水曜に6.5ミリ、木曜に0.5ミリ、金曜に3ミリ降った。土曜は晴れ、標準的な含水の良で0.7秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で1秒前後速い時計だった。

札幌は洋芝の競馬場だ。今年はまだ雨に降られてないので状態はよさそうだが、洋芝は使われるうちにマット層がこねられて軟らかくなってくる。今週辺りから少しずつ時計がかかり始めると思う。

今週の中間は火曜と水曜に0.5ミリ降った。連日散水していた。低気圧の通過と共に金曜の夜から土曜の朝にかけて雨が34ミリ程度降った。土曜は晴れ、含水多めの稍重を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、含水多めの良を想定し、1秒前後速い時計を想定する。日曜は多少北風(ゴール前直線で向かい風)が強いかもしれない。内有利、逃げ馬注意!・やや先行有利。




【札幌ダート】


■路盤の状態がよく含水多めでやや速いダート、内外互角、逃げ・先行有利

先週の中間は雨が降らなかった。土曜は晴れ、カラカラに近い良で、タイム差なし前後の時計だった。日曜は晴れ、カラカラに近い良で、タイム差なし前後の時計だった。

今週の中間は火曜と水曜に0.5ミリ降っただけだったが、低気圧の通過と共に金曜の夜から土曜の朝にかけて雨が34ミリ程度降った。土曜は晴れ、不良~重を想定し、2秒前後速い時計を想定する。日曜は稍重→良という推移を想定し、1秒前後速い時計を想定する。日曜は多少北風(ゴール前直線で向かい風)が強いかもしれない。内外互角、やや先行有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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