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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年11月14日(土)更新

【エリザベス女王杯・武蔵野Sなど】今週の馬場予報

今週末は大きな高気圧がすっぽり列島を覆う。そのためどの場も土日とも雨の心配はほとんどない。暑すぎもせず寒すぎもせず、最近あまりなかった絶好の競馬日和。


【阪神芝】


■傷み少なく硬めセッティングの速い芝、逃げ・先行有利、やや内有利

《Aコース2週目》

先週は月曜から火曜の早朝にかけて30ミリ降った。その後は晴れたり曇ったり。土曜の朝に小雨が降った。土曜は競馬終了後にも多少降った。土曜のトータルの降水量はJRA_HPの数字では2ミリだった。土曜は曇り、やや含水多めの良で、1.7秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で、1秒前後速い時計だった。

ちなみにJRA_HPの土曜の降水量の数字は2ミリだが、土日の含水量の変化から見ても、気象庁の周辺の降水量と見比べてみても、土曜午後の降水量は実際にはもう少し多かったっぽい。(雨の降り方によっては降水量がうまくカウントされないことがあるらしい)。

今開催も阪神の芝のセッティングはやや硬めで、速い時計が出る。土曜11RファンタジーSの1分20秒1は、阪神芝1400の従来レコードを0.4秒更新する2歳レコードだった。ところでこの時計、翌日の古馬3勝クラス(旧1600万)の道頓堀Sのタイムよりも0.7秒も速い。降級がなくなったことで古馬3勝クラスのレベルが落ちているとしても、それにしてもやっぱり今年の2歳馬が速いことは間違いない。

今週は中間に雨が降っていない。散水も控えめ。JRA_HPの写真を見ても芝がみっちり生えている。今のJRAの芝の中ではもっとも速い状態になっていると考えて間違いなさそう。

土曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、1.3秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、1秒前後速い時計を想定する。逃げ・先行有利、やや内有利。






【阪神ダート】


■砂が厚そうでやや時計のかかるダート、内外互角、逃げ・先行有利

先週は月曜から火曜の早朝にかけて30ミリ降った。また土曜の朝に1ミリ程度降った。土曜は曇り、良で、0.2秒前後遅い時計だった。土曜の競馬終了後にさらに1ミリ程度降った。日曜は晴れ、やや含水多めの良で、0.1秒前後遅い時計だった。

夏の阪神は雨ばかり降っていて、重、不良になることが多かった。そのため時計がやたら速かった。重・不良にならない場合も速い感じだった。重・不良でずっと競馬しているということは、砂が流れて薄くなっている可能性があるということだ。

だが先週の時計は、含水量と見比べた場合、そんな速くなかった。インターバル期間に多少新砂を足したのかもしれない。

今週は中間に雨が降っていない。土日も降らなそう。土曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、0.3秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、逃げ・先行有利。




【東京芝】


■内に2.5頭分くらいの幅で傷んだベルトあり、やや差し有利、内外互角

《Bコース3週目》

先週は月曜に0.5ミリ、火曜に3ミリ降った。土曜は曇り、良で、0.6秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、良で0.5秒前後遅い時計だった。

開催日に雨は降っていない。だが土曜に比べて日曜のほうが1秒近く遅くなっている。先週の土→日も同じような感じで時計が遅くなった。これは中間の作業で芝を平たんにしたのが、土曜の競馬で傷んで凸凹に戻る、その傾向がはっきり出ていると考えるのが適当そうだ。普通の芝なら土→日で0.3~0.5秒くらい遅くなる感じなので、現状の芝はかなり傷んでいると考えていいと思う。

JRA-HPの写真を見ても全周にわたって内目が傷んでいるのがわかる。とくに3コーナーの内は土が露出したラインができている感じだし、直線も内目はかなり幅広く傷んでいる印象。

Bコース替わりだった先々週も内を1頭分くらい開けて走っていたが、先週、とくに日曜は内を2~3頭分くらい開けていた。小さい馬番で好走した馬も外に出している馬が多かった。思った以上に全体が外に持ち出しているので、小さい馬番の馬も内に閉じ込められなくなっている。

今週は土日とも高気圧に覆われて雨の心配はなさそう。土曜は晴れ、やや乾き気味の良で0.3秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、やや乾き気味の良で0.5秒前後遅い時計を想定する。やや差し有利、内外互角。




【東京ダート】


■乾き気味だが速めのダート、やや外有利、やや先行有利

先週は月曜に0.5ミリ、火曜に3ミリ降った。土曜は曇り、良で、0.8秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、良で0.4秒前後速い時計だった。

秋の東京のダートの時計が速い傾向が続いている。路盤の状態がいいのか、多少砂が薄めなのか、砂粒が細かくなっているとかなにがしかの理由があるはず。中間の作業内容に「砂を足した」みたいなことは書いてないので、先週までの状態が引き継がれると考える。

今週は土日とも高気圧に覆われて雨の心配はなさそう。土曜は晴れ、やや乾き気味の良で0.7秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、乾き気味の良で0.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。




【福島芝】


■コース替わりでも軟らかく、やや時計がかかる芝、内外互角、先行差し互角

《今週からBコース》

先週は水曜に4ミリ降った。土曜はほぼ曇り、標準的含水の良で、0.2秒前後遅い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で、0.5秒前後遅い時計だった。

今週からBコースだが、柵の移動幅が2~2.5mなので、中央馬場と違って柵移動の後でも内に傷みが残る感じだ。

今週は降水量としては記録されてないが、月曜が「曇り一時雨」、火曜が「晴れ一時雨」、水曜が「曇り一時雨」で、気象庁で調べると0.5ミリとか1ミリ程度の降水量が記録されている。霧雨っぽい日が続いた感じだったのか。だから雨が降ってないといってもそんなに乾いてはいない様子だ。

土曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、0.2秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【福島ダート】


■やや乾き気味で、多少時計がかかるダート、逃げ・先行有利、やや外有利

先週は水曜に4ミリ降った。土曜はほぼ曇り、標準的含水の良で、0.2前後速い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で、0.2秒前後速い時計だった。

今週は降水量としては記録されてないが、中間霧雨っぽい日が続いた感じだった。だが週末の天気がよさそうなので、土日は砂がある程度乾くと考える。土曜は晴れ、良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。日曜は晴れ、良を想定し、0.2秒前後遅い時計を想定する。逃げ・先行有利、やや外有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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