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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年11月28日(土)更新

【ジャパンC・京阪杯・京都2歳Sなど】今週の馬場予報

金曜に列島を横断した低気圧が、土曜以降東に遠ざかっていく。土曜は冬型の気圧配置になる。両場とも雨の心配はなさそう。等圧線が幅の狭い縦縞になるため北風が強いかもしれない。

日曜は冬型の気圧配置が緩むため雲が多い天気になりそうだが、開催中の雨はなさそう。


【東京芝】


■十分散水したやや遅い芝、先行差し互角。やや外有利

《Cコース2週目》

先週の中間は晴れた。ただし隔日くらいのペースで散水していた。土曜は晴れ、良で、0.1秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、良で0.5秒前後速い時計だった。月曜は晴れのち曇り、0.2秒前後速い時計だった。

土曜の夜に雨が降る可能性があると思ったが、結局降らなかった。また土曜は北風が強い可能性も指摘したが、結局そんなに風も強くなかった。

先週はコース替わりもしたことだし、JRA-HPの写真を見た感じからも、内の芝もそんなに悪くなさそうだと考えたが、3日間を通じて大きな馬番の馬の活躍が目立った。とくに土曜はそれが目立った。その結果日曜以降は、馬群が内を開けて走るようになった。とくに直線は外に持ち出す競馬になっていた。

考えてみると、重・不良の競馬になったAコース開催のときでも、コーナーはある程度内目を回らざるを得なかったわけだが、直線では大きく外に持ち出していたから、ダメージがより多く残っているのは直線なのかもしれない。

今年のJCには2年前のJCで2分20秒6という驚異的な世界レコードで走った馬が出てくる。あれは感激的なレースではあった一方で、馬場造園の担当者にとっては胆が冷えるレースでもあったハズ。あんな時計が出て、かつ出走馬に故障でもあったら何を言われるかわからないからだ。

したがって今回はとにかく速い時計が出ないような仕上げをしてくると思う。かなり気温が下がっている状態で、ほぼ連日散水しているし、実際に含水率もかなり高くなっている。

この欄では何回か、3歳馬の時計が遅い、という話をしてきた。だが逆にいうと、3歳3冠のコントレイルは遅い時計に強い馬なのかもしれない。皐月賞は馬場発表こそ稍重だったが、前日に77.5ミリも降ったブカブカの馬場。それを一瞬で差し切ったのだから。

今週は水曜に2.5ミリ降った。土曜は晴れ、やや含水多めの良を想定し、0.2秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、やや含水多めの良を想定しタイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角。やや外有利。






【東京ダート】


■乾き気味だが速めのダート、やや外有利、逃げ馬注意!やや先行有利

先週の中間は晴れた。土曜は晴れ、良で、タイム差なし前後の時計だった。日曜は晴れ、良で0.3秒前後速い時計だった。月曜は晴れのち曇り、良で0.4秒前後速い時計だった。

秋の東京のダートの時計が速い傾向が続いている。路盤の状態がいいのか、多少砂が薄めなのか、砂粒が細かくなっているのか、なにがしかの理由があるはず。引き続き同じように速いと考える。

今週の中間は水曜に2.5ミリ降った。土曜は晴れ、標準的含水の良で0.4秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、やや乾き気味の良で0.3秒前後速い時計を想定する。やや外有利、逃げ馬注意!やや先行有利。




【阪神芝】


■多少コーナーの内の芝傷みが目立ち始めた、先行差し互角、内外互角

《Aコース4週目》

先週は金曜に4ミリ降った。土曜は晴れ、標準的含水の良で、0.5秒前後速い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で、0.5秒前後速い時計だった。月曜は晴れ、標準的含水の良で0.2秒前後速い時計だった。

やや硬めのセッティングの芝で、これまでこれといって雨にも降られてもいない。基本的に状態はいいが、それだけに馬群が内ぴったりを走るので、内々がライン状に傷みやすい。JRA-HPの写真を見ても内に傷んだラインができているのがわかる。直線は芝の傷みが分散しているためはっきりした外差し馬場になっているわけではないが、内々を逃げた馬がそのまま逃げ込めるような馬場ではなくなっている。

今週の中間は雨が降っていない。土曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、0.3秒前後速い時計を想定する。先行差し互角、内外互角。




【阪神ダート】


■やや乾き気味で、多少時計がかかるダート、内外互角、先行差し互角

先週は金曜に4ミリ降った。土曜は晴れ、やや含水多めの良で、0.3秒前後遅い時計だった。日曜は晴れ、標準的含水の良で、0.3秒前後遅い時計だった。月曜は晴れ、標準的含水の良で0.4秒前後遅い時計だった。

単純にカウントすると、3日間のうち土曜と月曜は0.7秒前後遅く、日曜だけタイム差なし前後の時計だったのだが、そこまで時計が変わる理由が見当たらないので中間をとった。土曜はちょっと北風(向こう正面からスタンド側へ吹き付ける風)が強かったが、それが時計に影響を及ぼしたとはあまり思えないのだが…。

今週の中間、雨は降らなかった。土曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、0.2秒前後遅い時計を想定する。日曜は晴れ、やや乾き気味の良を想定し、0.4秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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