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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2020年12月19日(土)更新

【朝日杯FS・ターコイズSなど】今週の馬場予報

今日の朝方、近所の池の表面に氷が張り、畑の野菜の上に霜が降りていた。12月の時点でこれだけ気温が下がることは最近あまりない。もしかして、コロナで人間の経済活動が全世界的に鎮静化していることが影響しているのかも。

まだ凍結防止剤をまいた場はない。近年暖冬続きでダートに凍結防止剤をまかない場が増えていたが、この寒さではそういうわけにもいかなそうだ。凍結防止剤をまいたほうが時計がわかりやすくなるので、ぼくとしてはそっちのほうが嬉しい。

今週は土日ともおおむね西高東低の冬型の気圧配置が続く。北西風が運ぶ湿気は日本海側で雪になるが、太平洋側はほぼ晴れまたは曇り。


【阪神芝】


■やや硬めのセッティングでやや速い芝、やや内有利、やや逃げ・先行有利

《Bコース2週目》

11月21日から雨が降っておらず、ほぼ3週間降っていない状態だった。週末も雨は降らなかった。土曜は曇り時々晴れ、乾き気味の良で0.9秒前後速い時計だった。日曜は曇り時々晴れ、乾き気味の良で、0.9秒前後速い時計だった。

先週の阪神は土曜が6レース中4レース、日曜は6レース中2レースがスローペースだった。スローのレースを除くとそれなりに速い時計が出ていた。

先週からBコースに替わっていた。Bコースになっても向こう正面とG前直線の最内には1頭幅分程度の傷みが残っていたようだが、阪神は直線が長いのでゴール前でも向こう正面でも直線では傷んでいる部分を避けて走ることができる。コーナーの内が傷んでないので、まだ外有利の傾向は現れてなかった。

今週は月曜に0.5ミリ降った。というより4週間で0.5ミリしか降っていないわけで、散水も1週間に2回。週末も雨は降らなそうだし、芝は間違いなく乾いている。前述したようにコーナーの内の傷みはまださほどではないし、直線の傷んだ部分は走らずにすむわけだから、速い時計が出る状態だ。

土曜は晴れたり曇ったり、乾き気味の良を想定し0.8秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、乾き気味の良を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや逃げ・先行有利。






【阪神ダート】


■カラカラに近い状態でやや時計がかかるダート、やや外有利、逃げ・先行有利

11月21日から雨が降っておらず、先週はほぼ3週間降っていない状態で、週末も雨は降らなかった。土曜は曇り時々晴れ、乾き気味の良で0.1秒前後遅い時計だった。日曜は曇り時々晴れ、乾き気味の良で、0.3秒前後遅い時計だった。

今週は月曜に0.5ミリ降ったが、4週間で0.5ミリだから焼け石に水のようなもの。土曜は晴れたり曇ったり、カラカラに近い良を想定し、0.2秒前後遅い時計を想定する。日曜は曇り、カラカラに近い良を想定し、0.4秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、逃げ・先行有利。




【中山芝】


■芝の状態いいが全体軟らかい、内外互角、やや逃げ・先行有利

《Aコース3週目》

先週は雨が降らなかった。土曜は曇り、乾き気味の良でタイム差なし前後の時計だった。日曜は晴れ後曇り、乾き気味の良で0.5秒前後遅い時計だった。

年内の競馬も今週と来週を残すのみとなった。今週もいい天気でやれそうだし、有馬記念は状態のいい芝でやれるだろう。Aコースで3週目だが、何回か指摘したように、この開催はAコース戻りした開催なので、内が傷んだとしても外も傷んでいる。そのためある程度内が傷んでも見かけほど外有利にはならないのが特徴だ。

JRA_HPの写真を見ると、3~4コーナーの内の傷みはまだそれほどではなく、とくに直線は内の状態がよさそうに見える。芝がよく耕されているのでそれほど速い時計は出ていないが、雨が降らず芝が乾いているので、ある程度硬くなって、傷みづらくなっているようだ。

先週の土曜は大きな馬番が活躍したが、日曜はそれほど馬番の偏りはなかった。先々週は逆に土曜に小さな馬番が活躍し、日曜に大きな馬番が活躍した。騎手のコース取りとか、芝の状態以外のものがそういう傾向を作っている感じ。土日で逆張りするのがいいのかも。

これまでほぼ2週間雨が降ってない。土曜は晴れ、乾き気味の良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。土曜は北西の風(ゴール前直線で斜め向かい風)がやや強いという予報だがどうか。日曜は晴れ、乾き気味の良を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、やや逃げ・先行有利。




【中山ダート】


■乾いているが標準的速さのダート、やや外有利、やや逃げ・先行有利

先週は雨が降らなかった。土曜は曇り、乾き気味の良で0.4秒前後速い時計だった。日曜は晴れ後曇り、乾き気味の良で0.1秒前後速い時計だった。

これまでほぼ2週間雨が降ってない。土曜は晴れ、カラカラに近い良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。土曜は北西の風(ゴール前直線で斜め向かい風)がやや強いかもしれない。日曜は晴れ、カラカラに近い良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。やや外有利、やや逃げ・先行有利。




【中京芝】


■Bコース替わりも中間の雪で緩んだやや力のいる芝、先行差し互角、やや外有利

《今週からBコース》

先週は2週間以上雨が降ってない状態だった。だが1日おきに散水していた。土曜は晴れ、やや乾き気味の良で、0.2秒前後速い時計だった。日曜も晴れ、やや乾き気味の良で、タイム差なし前後の時計だった。

先週はAコース2週目。1週目の速い状態が続くと思っていたので意外だったが、コーナーでは盛大に土飛びしていた。また時計もぐっと遅くなっていた。速い時計が続くのを警戒して中間の散水を熱心にやった効果だろうか。気温が下がっているので水分が飛びづらく散水の効果が大きいようだ。あるいは芝の育ちはよくなっても、中京はもともとの芝の路盤自体が軟らかいのかもしれない。地が出た、ってやつ?

今週は火曜に2ミリ雨が降り、水曜には4ミリみぞれまたは雪が降った。雪の4ミリというのは意外と降っている可能性がある。

また今週はBコース替わりだが、先週のレースを見ると、コーナー部分にカバーしきれない傷みが1頭分くらい残っていそうだ。だとすると逆に内の馬が不利になる可能性がある。

日本海側が大雪になった場合、地形的に名古屋にも雪が降る可能性があるが、天気予報を信じて週末の雪はないものと想定する。土曜は晴れ、標準的含水の良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。日曜は曇り、標準的含水の良を想定し、0.4秒前後遅い時計を想定する。先行差し互角、やや外有利。




【中京ダート】


■含水多めのやや速いダート、やや先行有利、内外互角

先週は2週間以上雨が降ってない状態だった。土曜は晴れ、乾き気味の良で、タイム差なし前後の時計だった。日曜も晴れ、乾き気味の良で、0.2秒前後遅い時計だった。

今週は火曜に2ミリ雨が降り、水曜に4ミリみぞれまたは雪が降った。日本海側が大雪になった場合、地形的に名古屋にも雪が降る可能性があるが、週末の雪はないものと想定する。土曜は晴れ、やや含水多めの良を想定し、0.6秒前後速い時計を想定する。日曜は曇り、やや含水多めの良を想定し、0.4秒前後速い時計を想定する。やや先行有利、内外互角。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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