昨年から今年にかけて日本の冬がやたら寒い。コロナの影響で温暖化ガスの排出が減ったせいかと思ったが、現実はそう甘くなくて、地球全体でみると昨年の気温は観測史上もっとも高かったそうだ。
本州の南に前線が停滞している。土曜のうちに前線上に低気圧が発生する。土日にかけて前線と低気圧は少しずつ東に遠ざかっていく。そのため土曜はおおむね雨で、日曜は西から少しずつ雨が上がっていく。気温が高いので雪にならない可能性が高いが、中山は土曜の午後から日曜の午前中にかけて雪が降るかもしれない。
それと同時に大陸の低気圧が東進し、土日にかけて北海道の上空を抜けていく。列島は高気圧と低気圧に挟まれる形になるため、気圧の傾きが大きくなり、風が強く吹くところがありそう。
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城崎哲
JOSAKI TETSU
1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。