梅雨前線が九州から本州の沿岸部を通り東西に伸びている。前線と気圧の谷が重なっている状態で、かつ太平洋高気圧のふちを巡る暖湿気が南から入ってくるため雨が降りやすくなっている(とくに降りやすいのは関東沿岸部で、開催場の天候とはかなり違うことに注意)。北海道は前線から遠くオホーツク高気圧に覆われている。
土曜の福島は前線とニアミスする位置にあっておおむね曇り、午後に小雨が降りだすかも。小倉は朝のうち曇っているが、前線の北上とともに午後に雨が強くなりそう。函館はおおむね曇り。
日曜の福島は曇り後小雨。小倉は午前中小雨、午後は降ったりやんだり。南風がやや強く吹く時間帯があるかもしれない。函館はほぼ晴れ。東南東の風がやや強く吹きそう。
≫ 続きはログイン内で





城崎哲
JOSAKI TETSU
1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。