先週の時点でフィリピンの東にいた台風14号は、そのまま日本海方面に抜けるはずだったが、どういうわけか東シナ海まで来るとそこで動きがぴたりと止まった。そんなところで数日間も停滞してたら、そのうち偏西風に捕まっちゃうよ、という一抹の不安が本当になって、やおら列島に向かってきた。
台風は開催中の2場を結んだルートのちょっと南側を通って東北上するようだ。ただし台風の勢力は徐々に弱まり、土曜中に温帯低気圧に変わるらしい。
金曜の段階では、土曜の中京は、本当にやれるんでしょうか?という感じだったが、台風の直撃は免れた上、九州上陸後の台風の移動速度が意外と速く、開催が始まる頃には雨・風ともかなり弱まっているらしい。土曜の中京は曇り。昼前は東風、昼過ぎからは北西の風が多少強く吹くかも。
土曜の中山は一日中雨でも、開催が始まる頃には雨は弱まるらしい。南風がある程度強く吹くかもしれない。
日曜はいわゆる台風一過で、中京はキレイに晴れ、風も強くなさそう。中山も晴れるが、北~北東の風がやや強いかもしれない。
月曜は、中京、中山とも晴れるようだ。
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城崎哲
JOSAKI TETSU
1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。