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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年05月01日(金)更新

今週の馬場傾向【新潟開幕週の馬場】


【東京芝】


■散水の効果が出て速さ控え目。内有利だが、先行差しはほぼ互角     


《Aコース2週目》
 Aコースは昨年の秋の4回東京で7日間使われた。その後Bコース(6日間)→Cコース(5日間)→Dコース(8日間)とローテーションして、再びAコースに戻ってきた。昨年の4回東京は週末雨に当たっていない。4回東京はまだ気温も高く芝もまっさらなので、週末が雨に当たらなければダメージはかなり小さい。

 先週の火曜日からずっと雨が降っていない。今週末もきれいに晴れで競馬できる見通し。先週はもう少し速くなるかと思ったが、熱心な水まきの効果が出たのか土日とも0.3秒前後速い程度だった。先週は4日間続けて芝に散水したが、今週も4日間散水している。だが先週より今週のほうが気温が高くなっているので、今週のほうが多少速くなると考えて、0.5秒前後速くなると想定する。

 芝の状態は上々で内有利だが、いわゆる"前が止まらない"芝ではなく、先行差し互角か、やや差し有利になっている。




【東京ダート】


■乾いているが軽めのダートで先行差し互角、内外互角


 先週の火曜日以降まったく雨が降っていない。週末は土日ともきれいに晴れる見込み。先週の時点でもダートはかなり乾き気味だったはずだが、ダートの時計はそれほど遅くならず土日とも0.1秒速い前後だった。シーズン終盤で砂が細かくなっているのか、あるいは意識してそのような状態に持って行っているのだろう。

 晴れが続いていることはたしかだが、先週より時計が大幅に遅くなることはないと考えて、0.3秒前後遅い~タイム差なしの時計を想定する。先行差し互角、やや内有利。




【京都芝】


■前の止まらない速い芝。内有利、先行有利


《Cコース2週目》
 現在の京都の芝の状態が非常にいい、ということは言わずもがなかもしれないが、念のため前提として確認しておく。先週は月曜日に25ミリ、火曜日に3.5ミリ降り、水、木と散水した週末の芝が1~1.3秒前後速かった。

 それ以降まったく雨が降ってない上、今週に入って気温もぐっと上がっている。その分今週は月~木に4日間散水したが、おそらく先週より週末の芝は乾いているはず。土日ともきれいに晴れる見込みだし、先週同様、あるいはそれ以上に、春の京都らしい“前が止まらない”高速芝になると考えてほぼ間違いない。1~1.5秒前後速い芝と想定する。前の止まらない速い芝で内有利、先行有利。

 今年の天皇賞はいかにも先行馬が多く、普通に考えればペースが速くなりそう。だがかなり速くなっても春の天皇賞は芝の良さで前の馬が残ってしまうことがある。しかも今年の京都の芝の良さは格別。馬場的にも興味深い一戦といえる。




【京都ダート】


■乾いているが速めのダート。先行有利、やや外有利


 先週の京都ダートは乾いていたにも関わらず時計が速かった。先週は月曜日に25ミリ、火曜日に3.5ミリ降ったとはいえ、日曜日の時計も速かった。シーズン終盤で砂が細かくなっていると考えなければいけない。

 先週の水曜日以降雨が降ってないので、今週末の京都ダートの砂が乾いていることは明らかだが、先週との比較上、今週になってガラッと時計がかかるようになるとは思えない。0.3秒前後速いダートと想定する。先行有利、やや外有利。




【新潟芝】


■意外と力の要る芝。内外互角、やや差し有利


《1回新潟開幕週。Bコース1週目》
 新潟は、夏と秋の開催がAコースで、春の開催はBコースが使われる。新潟の芝コースはオーバーシードしていない野芝100%の芝コースなので、野芝の最盛期にあたる夏の丈夫さは格別だが、春の開催はそれとはちょっと別もの。東京などはすでに初夏みたいな気候になっていて野芝もかなり張り詰めてきているが、新潟の気温は東京と比べると3度くらい低いので、野芝の動きがまだ控えめなのだ。またJRA・HPを見ると、1回新潟開催前にエアレーション作業(芝の穴あけ)を行ったと書いてある。野芝の根の張りがまだ控えめなのと、エアレーション作業の相乗効果で、この開催は新潟としては若干時計がかかり気味になるはず。

 先々週の木曜日以来雨が降っていないが、火、木、金と散水している以上に、開催前に実施したエアレーション作業が効いて、それほど時計は速くならず、0.3秒前後遅い芝になると想定する。内外互角。やや差し有利。




【新潟ダート】


■標準的なダートでやや先行有利、内外互角


 このところの新潟ダートは乾いていても速めの時計が出ていたが、開催が変わってどうなるかは、ちょっと1回見てみないとわからない。新砂の補充をした可能性があるからだ。先週の木曜日以来雨が降っておらず、砂が乾いていることは間違いないが、新砂の補充がないとすれば乾いていても0.5秒前後速いダートだと思うが、新砂が補充されていれば0.5秒前後遅いダートになるはず。土曜日の時計に注意してほしい。いずれにせよやや先行有利、やや内有利と考える。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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