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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年05月30日(土)更新

今週の馬場傾向【ダービー週の馬場】


【東京芝】


■ある程度速い馬場。やや内有利、先行差し互角


《Cコース1週目》
 昨年以降のコース・ローテーションは、Aコース(7日間)→Bコース(6日間)→Cコース(5日間)→Dコース(8日間)→Aコース(2回目・6日間)→Bコース(2回目・4日間)ときて、今週からCコースに移った。Bコースの使用がたった2週間、というクラシック月間ならではの贅沢なローテーションだ。今週から使われるCコースは昨年5日間しか使っていない上に、Bコースを2週間しか使わずにコース替わりしたわけだから、内側の芝は当然非常によくなる。しかも内柵から3m外側のDコース該当部分は芝の傷みやすい冬場に8日間使われているわけだから、この開催は内の芝がいちばんいいことになる。

 Bコース2週目の先週は土日とも晴れたが、土曜日が1秒前後速く、日曜日は0.5秒前後速かった。晴れの競馬が続いているが、積極的に水まきしてかなり軟らかくしているので、意外に傷みが進みやすいようだ。そのため先週は多少外差し傾向があった。

 今週は1週間まったく雨が降らなかったが、火、水は散水しているし、金曜日は朝から降水量にカウントされない小雨が降ったりやんだりの天気で、芝はある程度水分を含んでいる。だが土曜日は朝から晴れて気温も30度越えという予報なので、芝は急速に乾く。この時期カンカンに晴れると1日で降水量にして10ミリ程度は蒸発してしまうので、土曜午後の芝は乾いてかなり速くなる。メインレース前後は先週並に1秒前後速い芝を想定する。日曜日は曇り一時雨の予報だが、土曜に芝が乾けば番組終了後に散水するだろうし、曇れば水分の蒸発もかなり少なくなるので、日曜日の芝のほうが時計がかかりそうだ。0.5秒前後速い芝を想定する。内がいい芝で先行差し互角、やや内有利。

 ダービーの時点でも内有利のはず。もともとがかなり軟らかいセッティングの芝なので、たまたまレース時点で雨が降ったりすると、内有利のまま、ぐっと軟らかくなって先行有利になる。内枠に穴馬がいそうな感じ。




【東京ダート】


■標準的なダートで先行差し互角、内外互角


 先週は土、日とも晴れた。土曜日は0.3秒速いダートだった。日曜日は晴れてカラカラのダートになって0.1秒速いダートになった。

 金曜日の夜に降りそうだったが、雨雲が南側をすり抜けたようで結局ほとんど降らないようだ。土曜日は晴れて気温が上がるだろうから、最終的にはかなり乾くはず。0.5秒速いダートと想定する。日曜日は曇る予報だが、土曜の番組終了後に水まきするかどうかが微妙。それほどまかないと考えて土曜日並に0.5秒速いダートを想定する。やや先行有利、やや内有利。




【京都芝】


■引き続き内めの芝がよく内有利、先行有利


《Dコース3週目》
 Dコースは昨年の秋使われておらず、今期初開放だが、それにしても週日に水をまいてかなり積極的に軟らかくセッティングしているのに、芝が傷んでくる気配がない。先週は芝への散水を控えたが、土曜日が曇りで0.5秒前後速かった。たぶん土曜の夜に散水したはずで、日曜日は晴れて0.5秒前後速かった。

 今週は雨は降らなかったが火、水、木と散水している。金曜日も晴れたので金曜夜にも散水したはず。土曜は晴れ時々曇りの予報なので、水分の蒸発がやや控えめと見て0.3秒前後速い芝を想定する。土曜の夕方から小雨で日曜は曇り一時雨の予報につき、タイム差なし前後の芝と想定する。内の芝がよく先行有利。内有利。




【京都ダート】


■速いダートで先行有利、内有利


 先週は火曜日に17.5ミリ、水曜日に6ミリ降って、土曜日は曇り、0.6秒前後速かった。日曜日は晴れたが、カラカラになるまでは乾かず0.6秒前後速かった。

 今週はまったく雨が降ってないが、前日散水で先週並の速さになりそう。土曜日は0.5秒前後速いダートと想定する。土曜日の競馬終了後に小雨が降る予報で、日曜日は曇り一時雨の予報。雨量よりも日差しがなく水分が蒸発しない効果のほうが大きく、1秒前後速いダートになる可能性がある。先行有利、内有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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