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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年07月10日(金)更新

今週の馬場傾向【久々の好天模様】


【福島芝】


■芝の傷み少なく速い芝。先行有利、内外互角


《Aコース2週目》
 かつての福島は芝が非常に傷みやすい競馬場だったが、番組編成の見直しによって開催数が大幅に減ったこと、走路の芝がほぼエクイターフに置き換えられたこと、また中京と違って厳寒期の開催がないことなどによってそれほど芝が傷まなくなった。また昨年の秋開催はほぼ晴れの競馬ばかり。今年の1回福島もまともに雨に当たってないし、今開催のスタート時点で芝はそれほど傷んでいない。

 開幕週だった先週は週末雨の予報もあったが、実際は土曜日の早朝に0.5ミリ、日曜日も同様に早朝に2ミリ降っただけで、時計は想定よりかなり速かった。土曜日は1.2秒前後速かった。昨年秋の開幕週が1.4秒前後速かったので、土曜日は福島としてはほぼマックスに近い速さだった。日曜日は0.7秒前後速かった。

 今週は全国的に晴れの予報で、久々に安心して競馬できそうだ。今週は週日の水曜日に7.5ミリ、木曜日に4.5ミリ降っているが、金曜日の晴れでかなり乾くハズ。障害戦が日曜日の午前中に1レースあるが、芝が乾いているのでそれほど影響ないだろう。ほぼ先週土曜日と同様の乾き具合と考えてり1秒以上速い時計になると想定する。競馬終了後の散水がなければ日曜日はさらに乾くはずだが、多少の散水はあるものと考えて、土曜日同様に1秒少々速い時計になると想定する。先行有利、内外互角。




【福島ダート】


■目いっぱい乾いて力の要るダート。やや先行有利、内外互角


 中間は水曜日に7.5ミリ、木曜日に4.5ミリ降ったが、金曜日正午の馬場発表が『良』ならば後は乾くばかりだ。気温も真夏日に近いくらい上がりそうなので、目いっぱい乾くと考えて土日とも0.5秒以上遅いダートを想定する。やや先行有利、内外互角。




【中京芝】


■乾いた芝でそこそこ速いが芝は傷み加減。やや外有利、やや差し有利


《Aコース2週目》
 2回中京は今週までAコースを使って、残り2週をBコースで行う。

 秋の未勝利戦がなくなって福島の芝があまり傷まなくなったのに対して、中京は冬の開催と梅雨時の開催しかなく、幅員が広いので出走頭数も多く、本州の競馬場なので障害戦も引き受けねばならないとあって、芝の傷みやすい条件が全部揃って今やいちばん芝が傷みやすい競馬場になった。

 冬の開催が終わってから大急ぎで芝を張り替えしたらしく、JRA・HPの写真の見た目からは芝の状態はかなりよく見えたが、先週土日続けて雨の競馬になって、1週で芝がかなり傷んだ様子だ。先週は週日の火曜日に5ミリ、水曜日33ミリ、金曜日11ミリ雨が降った上に、開催日も小雨が降り続いて芝が乾く暇がなかった。土曜は1日中稍重だった。午前中までは1秒前後速かったようだが、午前中に障害戦を2つ消化したこともあり、午後になると急速に時計がかかるようになり、最終的には0.5秒前後遅くなった。土曜日の競馬終了後にまとまった雨が降り日曜日は1日中重になり、0.5秒前後遅かった。

 今週も月曜から木曜までずっと雨が降り続き、木曜の雨量は15.5ミリに上った。金曜は降水はなかったが、金曜日正午の馬場発表は『稍重』。だが金曜は晴れ間も出ているし、土曜はかなり気温も上がりそうなので、芝は急速に乾いて時計もある程度速くなるハズ。土曜日はタイム差なし、日曜は0.5秒速い前後の時計を想定する。先週の競馬で内がかなり傷んだ感じにつき、やや外有利、やや差し有利。




【中京ダート】


■土曜は標準的なダート、日曜は乾いて力の要るダート。先行有利。やや内有利


 先週は中間に雨が降った上に開催日も雨になり、土曜は1日中「重」で1.5秒前後速かった。土曜の競馬終了後にまとまった雨が降り、日曜は不良→重で2秒前後速かった。

 今週も中間は雨が降ったが、金曜から晴れ間が見えていて土日とも晴れて気温もかなり上がりそう。金曜日正午の馬場発表が『重』なので、土曜日は午前中が稍重で午後には良に回復すると考え、タイム差なしと想定する。日曜も晴れてさらに砂が乾くので0.5秒前後遅いダートを想定する。中京のダートは直線長めの割に不思議と先行有利になる。やや内有利。




【函館芝】


■Aコース4週目も傷み小さい。内有利、先行有利


《Aコース4週目》
 Aコースは今週まで使われて、来週からBコース開催になる。

 2週目の函館が雨の競馬になり、先週も中間が雨だったのでどうなることかと心配したが、週末は晴れて土日ともずっと良だった。土曜はタイム差なし、日曜は0.3秒速かった。

 今週の中間はずっと晴れていて、月~木にかけて芝へ散水していた。土日もずっと晴れる見込みの上、先週よりも気温も上がりそうだ。JRA・HPの「馬場情報」欄には「 Aコース4週目となり、向正面と3~4コーナーの内側の傷みが先週よりも大きくなっています」とあるが、先週の競馬を見る限り、良ならば競馬に影響するほど傷んでいない様子だ。むしろ芝が乾いて先週より少し速くなると見て、土曜日は0.5秒前後速い芝で、日曜は1秒前後速い芝になると想定する。内有利、先行有利。




【函館ダート】


■乾いてやや力の要るダート。内有利、逃げ・先行有利


 先週は週日木曜日まで連日5ミリ程度の雨が降った影響が残って土曜はずっと稍重で0.1秒前後速かった。日曜は乾いて0.4秒前後遅くなった。

 今週は週日もまったく雨が降ってない。週末も晴れそうだし気温も上がりそうで、金曜日に埃止めの散水したとしても昼ぐらいには乾いてしまうだろう。土日ともタイム差なし~0.5秒遅い前後のやや力の要るダートになりそう。内有利、逃げ・先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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