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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年08月14日(金)更新

今週の馬場傾向【土日で傾向一変の可能性も】


【新潟芝】


■絶好だが多少力のいる芝。やや差し有利、内外互角


《Aコース3週目》

近年の新潟芝は開催前のシャタリング、エアレーション操作でかなり路盤が軟らかくなり、時計も遅くなっている。その前提の上で、開幕週は0.8秒前後速かったが、1週間雨が降らず、開催日も晴れで競馬した先週は土曜日がタイム差なし、日曜日が0.5秒前後速かった。

まだ芝が傷んでいるような気配はないが、先週はほとんど雨が降らなかったのに対して今週は水曜日3ミリ、木曜日14ミリ、金曜日15ミリと、ある程度の雨量があった。金曜日正午の時点で芝は『稍重』。土曜日は晴れて30度越えしそうなので、スタートから良で競馬できるとしても、路盤は先週より多少軟らかいハズ。土曜日は0.5秒ほど遅い時計になると想定する。日曜日は曇時々雨になるか晴時々曇になるか微妙。前者になった場合は1秒前後遅い時計になるという想定になる。後者の場合はタイム差なし前後を想定する。やや差し有利、内外互角。




【新潟ダート】


■先行有利、やや外有利も、土日で好走脚質が逆転しそう


先週の新潟ダートは乾いて力の要る状態で、土日とも0.4秒前後遅かった。今週は水曜日3ミリ、木曜日14ミリ、金曜日15ミリと、ある程度降って、金曜日正午の馬場発表が『重』。週末の天気はちょっと微妙だが、降るとしたら夕立じみた通り雨か。ほとんど降らなかった場合は先週並に0.5秒遅い時計を想定する。10ミリ以上降った場合はある程度速くなり、0.5秒前後速い時計を想定する。

先々週の土曜日は逃げ馬が活躍し差し馬が苦戦したが、日曜は逆に逃げ馬が全滅し、差し・追込みの競馬になった。先週も土曜日と日曜日で活躍脚質が逆転する傾向が見られた。今週は土曜が力の要る状態で、日曜になると少し速くなりそう。いちおう初期設定は先行有利。やや外有利だが、その日の傾向にも注意を払っておいた方がいい。




【小倉芝】


■絶好芝で内有利、先行馬と好位差し馬の組み合わせが期待度高い。


《Aコース3週目》

夏の小倉は来週までAコースで、最後の2週をBコースで行う。

天候次第で夏の小倉は芝がかなり傷むこともあるが、今年の小倉は3週目になるが芝が傷んでいる気配がまだほとんど見えない。その割に時計が速くないのは、開催前にシャタリングとエアレーションで路盤を十分に耕した効果だろう。先週は中間も開催日もまったく雨が降らずに競馬して土曜日が0.2秒前後遅く、日曜日が0.5秒前後遅かった。

今週は中間の水曜日に34ミリ、木曜日に4ミリ降った。金曜日に雨は降っておらず曇りの上に最高気温も30度に達していない。その状態で散水した。金曜時点ではある程度含水があるはずだが、土曜は晴れて気温も上がることから、土曜は先週並の速さになると考えて0.2秒遅い時計を想定する。日曜は曇時々雨の予報なので時計はさらに遅くなり、1秒前後遅い時計を想定する。ゴール前平坦な小倉は初期設定が先行有利だが、その分先行争いも激しく、ペースも速め。逃げ馬は逃げ切りづらく、先行馬と好位差し馬という組み合わせになることが多い。芝の状態よく内有利。




【小倉ダート】


■馬場状態によらず速いダート。逃げ・先行有利、馬番不問


先週は1週間雨が降らない状態で、金曜日夕方の埃除けの散水もなかった。そのカラカラに乾いた状態で土日とも1秒前後速かった。普通に考えれば今の小倉ではあれが目いっぱい遅い状態とみなせるはず。

今週は中間の水曜日に34ミリ、木曜日に4ミリ降っていて、金曜正午の馬場発表が『稍重』。先週より多少速くなると考えて、土曜日は1.5秒速くなると想定する。日曜は曇時々雨の予報なので時計はさらに速くなり、2秒前後速い時計を想定する。前が止まらない状態になっているはず。先手さえ取れれば内外は関係なさそう。




【札幌芝】


■絶好だが多少力の要る芝。土日とも先行有利、内有利


《Aコース3週目》

Aコースの使用は今週までで、来週からCコースに移る。

今年の札幌は芝の状態が非常によく、先週までの競馬で芝が傷んでいる様子はほとんどなかった。芝が良いせいで今年の札幌は時計もかなり速め。先週は金曜日の早朝に75.5ミリ降って含水していたのに土曜は0.7秒前後速く、芝が乾いた日曜は1秒前後速かった。今年はスタート時点の路盤が軟らかい分、開催が進むにつれて多少踏み固まってその分速くなっているのかもしれない。土曜はスローのレースが多く、先行馬の活躍が目立ったが、日曜は逆にペースが速いレースが多く差す競馬が目立った。

今週は火曜日に7ミリ降ったが金曜正午の馬場発表は『良』。夜半まで小雨で、明日も曇りがちな天気になりそうだが、馬場状態は良で競馬できそうな感じ。先週の土曜日並と考えて0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴時々曇の予報なので、先週日曜日並の時計を考えて1秒前後速い時計を想定する。

札幌の芝コースはゴール前直線が短く、坂もない上に、今は芝の状態も上々。先行有利としか言いようがないが、その分先行争いが激しく、逃げ馬は狙いづらい。先行~好位差しの馬が中心、内有利。




【札幌ダート】


■ちょっと速めのダート。内外互角、逃げ・先行有利


先週は金曜日の早朝に75.5ミリ降ってその後晴れ、金曜日正午の馬場発表は『不良』だった。土曜日は9R以外は稍重で、9Rに良に回復した。日曜は1日中良だった。土日とも1秒前後速かった。

今週は火曜日に7ミリ降り、土曜日が曇時々小雨の予報。土曜のダートは先週の日曜日と同じような生乾き状態になりそうと考えて、1秒前後速い時計を想定する。日曜日は晴れて砂が乾くので、タイム差なし前後の時計を想定する。逃げ・先行有利、内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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